ご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、

福井県鯖江市といえば、言わずと知れた眼鏡生産の有名どころ。

 
 

今回、念願かなってようやく眼鏡の本場、福井県に社員研修として行くことができました。

 

 

しかし連日ニュースでも大きくとりあげられた、福井県の37年ぶりの大雪。

タイミングを合わせたかのような奇跡的な天候に見舞われながらも、

工場の見学、職人さんのお話しを直に聞くことができました。

 

 

これまで毎日眼鏡に触れて仕事をしてきた私たちも初めて知る、眼鏡の奥深い世界。

 

 

少しではありますが、旅の記録を綴りましたのでどうぞご覧ください。

 

 

 

 

 

さて、日本地図を思い浮かべてみて

福井県がどのあたりに位置するかご存知ですか?

 

 

本州中央部に位置する中部地方のうち日本海に面する地域。

福井市などは内陸に面しており、沿岸部に面する新潟市や金沢市などより豪雪になりやすい。

 

 

とはいえ日本海沿岸部では対馬海流の影響により

冬でも比較的暖かく、雪よりも雨の日が多いとのこと。

 

 

雪よりも雨の多い地域に、なぜか豪雪の日に降り立った、蒲池眼鏡舗一行。

翌日帰れなくなるとも知らず、めったに見ない積雪についつい心躍ります。。

 

 

新大阪駅から特急サンダーバード号に乗って福井へ出発!

(この後の便で、すでにいくつか運休が決定。)

 

 

 

 
 
琵琶湖や、だんだんと雪深くなっていく風景を眺めながら列車は進みます.....。
 
 
 
 
 
 
福井駅に到着。
まずは腹ごしらえから。
 
 
 
 
 
 
名物『お市そば』で有名な『福そば』さん。
福井県はソースカツどんも有名ということで、欲張りにセットで注文。
一度食べるとやみつきですよ。
福井に行った際はぜひお試しを!
 
 
そのあとは、今回の一番の目的である工場見学へ。
 
 
 
 
こちらの工場では蒲池眼鏡舗FLOORでも取り扱っている
NATIVE SONSのアセテートフレームの製造をしておられ、
数にして月に一人あたり300枚もの眼鏡をつくられているとのこと。
(スタッフの方は総勢4名)
 
 
 
眼鏡がどんな風に作られているか想像したことがありますか?
機械で流れ作業のように次から次にパーツが作られて、それを組み立てる....?
と、お思いの方もいらっしゃるかもしれません。
 
 
 
まずはもととなるプラスチックの板について。
眼鏡に使われているプラスチック素材の主流は“アセテート”と言われるもの。
そこに可塑剤(かそざい)といって、
柔軟性を加えたり、加工をしやすくするために添加する物質
が含まれることによって、フレームの堅さ、研磨のしやすさが左右されます。
 
 
 
そのプラスチック板からフレームを機械で切り出し、
一般的に私たちが想像する『枠』が完成。
一言で切り出すといっても、そこには熟練の技とこれまでの経験がものをいうところ。
簡単に習得できるものではありません。
 
 
 
 
その後、荒ガラといって何十時間もの工程を経て研磨し、
フレームの顔となるフロントやテンプル部分が完成。
研磨は研磨剤の量や、枠の厚みによっても仕上がりが変わるため
眼鏡をつくる工程の中でも一番難しいのだそう。
 
 
 
 
これら以外にもいくつもの工程を経て、丁寧で細かい作業の末に
ようやくひとつの眼鏡が仕上がるのです。
 
 
 
 
工場にはそれぞれの工程のための専用の機械があります。
眼鏡作りに特化した特殊な機械のため、もともとの台数が少なく、
機械のメンテナンスも職人さんたちの手で行われています。
 
 
 
 
そして、どんなに特殊な機械を使っても、長い工程を経ても、
ひとの手以上に、きれいに仕上がることはない。
ということ。
 
 
自分が行った工程を、もう一度他の人にチェックしてもらい、
不備があれば前の工程に戻ってやり直していくそうです。
真摯なモノづくりへの姿勢に、
実際に眼鏡を使うわたしたちはとても頭が下がる思いでした。
 
 
その後、国内唯一のアセテートシート生産工場である
タキロン・ローランド社の代理店 『北陸山宗』さんへ。
 
 
広い倉庫には何百色もの色柄の板が積み重ねられています。
アセテートは美しいツヤや透明感が魅力的な素材。
色柄を自由につくることができます。
 
 
私たちがプラスチックフレームの色を選ぶとき、
どちらがいいかなぁ?と悩んでいる裏側で、
ここではいくつもの色柄が生まれているのです。
 
 
そして、北陸山宗さんを後にした我々は、
楽しみのひとつでもあった夕食の時間。
 
 
 
 
 
 
かに鍋!!!
豪雪に見舞われたタイミングということもあり、
暖かい鍋と、美味しい蟹が体中に染みわたります。。
 
 
食事中も、眼鏡作りの話に一同夢中。
モノづくりへの熱い情熱に感心させられるばかりです。
 
 
そして帰路。
 
 
 
 
気づかないうちに外は一面真っ白。(のレベルを超えて、吹雪いていました。)
 
 
そして翌日、交通網は全て遮断され、陸の孤島に。
帰りを一日延長するも、またその翌日も交通網がストップ。
まさかの事態も、自然の猛威になすすべもなく、雪が落ち着くタイミングを狙います。。
 
 
そしていよいよ熊本へ帰れる希望の光が。
特急が運転取りやめになっていたため、普通列車にて一度敦賀駅へ。
そのあと、米原→新大阪へ。
 
 
 
 
 
新幹線に乗った時の安堵感といったら、ありませんでした。。。
 
 
今回の旅で、眼鏡に携わる我々も知らないことが多く、
技術的なことはもちろんのこと、作り手の方のモノづくりへの
高い向上心と情熱をひしひしと感じ、胸を打たれました。
 
 
いま自分が使っているモノがどこで、どんな思いでつくられているか知っていますか?
そんなことを想像すると、より一層モノに対する愛着が湧くのではないでしょうか。
 
 
また、大雪で思いがけず熊本に帰ることができず、
心配のご連絡を多くくださり、ありがとうございました。
 
 
北陸地方はまた大雪とのことで、普段の生活も大変な思いを
されていらっしゃるかと思いますが、引き続きどうぞご安全にお過ごしください。
 
 
これから先もなかなか経験できない貴重な研修となりました。
数日間とお休みをいただきありがとうございました!
 
 

また、工場での詳しいレポートを蒲池眼鏡舗FLOORのブログからも

アップ致しますので、併せてご覧いただけますと幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

蒲池眼鏡舗

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