上道将棋教室「リレー将棋」(その2) | カクザンのブログ(岡山市の親子将棋教室)

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将棋をこれからはじめる子どもたち、保護者の方に、将棋の楽しさ・魅力をお伝えします。そして、上達のためのヒントをたくさん提供してまいります。次回の操山教室は1/26(日)、高島教室は2/2(日)の開催です。

「リレー将棋」の続きです。図2は先手の▲7五歩に対し、後手が「7二」の「銀」を△6三銀と上がったところです。

 

(図2 △6三銀まで)

 

先手の▲7五歩のような手を「位取り」(くらいどり)と呼びます。5段目に「歩」を進めておいて、相手を圧迫し、その地点を拠点に勢力を集中させていこうという狙いなのです。カクザンが推察するに、N門さんの構想は次のようなものだったと思われます。

 

○図2以下のN門さんの構想:▲6七銀、△5四銀左、▲7六銀、△7二金、▲8六歩、△6二金左、▲8五歩(参考図)

 

(参考図 ▲8五歩まで)

 

▲6七銀~▲7六銀は大事な手で、「位を取ったら、位の確保」という格言に沿った手です。この「銀」の応援がないと、後手に△7四歩、▲同歩、△同銀と位を奪還されて先手が困ることになります。後手の指し手はカクザンが勝手にこしらえたもので、おとなしすぎるきらいはありますが、参考図まで進むと、後手は手も足も出ない形であり、「一歩」を得している先手の完封勝ちというのが、N門さんによる局後の説明でした。確かにその通りだとカクザンも思うのですが、初心者にこの感覚はまだ分からないと思います。上道教室は初心者を対象とした将棋教室ですので、そのあたりのご配慮をN門さんにはどうかお願いしたいと思います。

 

本譜に戻ります。

 

○図2以下の指し手:▲8六角、△7四歩、▲同歩、△同銀(図3)

 

(図3 △7四同銀まで)

 

先手の指し手は▲8六角でした。この手は悪手ではないものの、あまり良い手ではありません。というのは、先手は将来的に▲6五歩からの決戦を狙っているので、その時に「角」は「7七」の地点にいた方が都合が良いからです。

 

対する後手は△7四歩。一手前の△6三銀を活かして位の奪還を図ってきました。以下、▲7四同歩、△同銀と進んで図3の局面となりました。少し早いとは思ったのですが、先手はここで一回目の「作戦タイム」を入れることにしました。「作戦タイム」は各チーム2回までという特別ルールです。

 

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