「棋譜並べ」の練習法(その2) | カクザンのブログ(岡山市の親子将棋教室)

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将棋をこれからはじめる子どもたち、保護者の方に、将棋の楽しさ・魅力をお伝えします。そして、上達のためのヒントをたくさん提供してまいります。

具体的な「棋譜並べ」の練習に入る前に、今回は大事なことに触れておきたいと思います。それは、日本語の読解力についてです。

 

高島教室で配布しているプリントには、将棋の指し手の符号である棋譜(きふ)と図面、その説明文が記載されています。将棋がある程度強い人であれば、棋譜と図面だけをみて、その内容を理解することができます。しかし、高島教室の生徒さんのほとんどが、棋力的にまだ、その域には達していません。そこで、プリントには説明文が記載されているわけです(紙面スペースの制約で、説明文の量は多かったり少なかったり、あるいは、全くないこともありますが)。

 

ここで、大前提となるのが、説明文の意味が正しく理解できること。すなわち、日本語の読解力ということになります。ところが、最近は大人でも、日本語の読解力の低下している人が増えています。そして、教科書の読めない学生さんが非常に多いことが問題になっているようです。この実態は、新井紀子先生のベストセラーAI vs. 教科書が読めない子どもたち」に詳しく紹介されています。

 

新井先生といえば、AIの研究で有名な数学者ですので、ご存じの方も多いかもしれません。例えば、次の2つの文章を読んで、意味が同じかどうかを考えてみてください。

 

・幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた。

・1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた。

 

正解はこちらをご覧ください→https://toyokeizai.net/articles/-/300847?page=2

 

 

なお、高島教室で配布しているプリントの説明文は、読解力以前に、そもそも小学生には難しい内容を多々含んでいます。そこは、保護者の方がフォローしてあげることで、クリアできると考えています。

 

また、プロ棋士の方々の修行時代のエッセー等を読むと、棋譜並べなどのためにこどもの頃から色々な将棋の本を読んだことで、難しい漢字をたくさん覚えたといったことがよく書かれています。きっと、読解力も自然に身に付いていったのではないかと思います。

 

 

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