スランプ克服法 | カクザンのブログ(岡山市・高島公民館親子将棋教室&操山公民館こども将棋クラブ)

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将棋をこれからはじめる子どもたち、保護者の方に、将棋の楽しさ・魅力をお伝えします。そして、上達のためのヒントをたくさん提供してまいります。


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本日は閑話休題。スランプ克服法について素晴らしいコラムがありましたのでご紹介したいと思います。皆さんはスランプに悩んだ経験はありますか?将棋でいえば、自分ではもっと勝てるはずなのに勝てないとか、普段はやらないような見落としが続くといったケースでしょうか。

 

4/23の日経新聞「スポートピア」に掲載されていた小久保裕紀氏(前侍ジャパン代表監督)の記事です。小久保氏はソフトバンクホークスや読売ジャイアンツのスラッガーとして活躍された元プロ野球選手ですので、ご存じの方も多いことと思います。どんな選手にも調子の良い時と悪い時はあり、調子の悪い時期が長く続くと、それはスランプということになります。小久保選手にもスランプの時期は当然あり、同氏は「不調な時に限って・・・考えすぎてしまう」のだというのです。

 

そんな小久保選手に当時の監督だった王貞治さんがかけた言葉が「心に波風が立ってはいけない。月がくっきり映るような静まりかえった池のイメージで打席に立ちなさい」というものだったそうです。どういうことか分かりますか?

 

「月を移す池」とは、あれこれ考えてしまうような雑念のない、無の境地のことで、この境地になることができれば、「あれこれ考えすぎてしまう」ことがなくなり、スランプから脱出できるというわけです。小久保選手はさっそく、座禅、瞑想、写経など、メンタルトレーニングの専門家の指導の下で色々試してみましたが上手くいきません。そこで分かったことは、「無の境地」になることはとても難しいということだったそうです。

 

しかし、小久保選手がすごいのはここからです。「『無』、つまり『ゼロ』にはなれないが、『1』ならば自分にも可能ではないか」と、こう考えたのです。構えた時に力を抜く、待ち球を直球だけにしぼる、など、とにかく一点に意識を絞って打席に立つ。一点に集中し、他のことは全て捨ててみようと考えたのです。

 

結果は大正解。迷いがなくなった分、来た球への体の反射が良くなり、調子を取り戻すきかっけになったそうです。これを小久保選手は「1の理論」と名付け、この理論を見つけてからというもの、スランプとうまくつきあえるようになったそうです。

 

この話を読んで、カクザンにも思い当たる節がありました。職団戦の前日、職場の飲み会があり、調子に乗って飲み過ぎてしまい、翌日は大変な二日酔い状態で、体調は最悪。このままでは将棋にならず、他のメンバーに迷惑をかけてしまうこと確実という状況だったことが1度や2度ではなくありました。その時に考えたのは、「普通に戦っても勝ち目はないだろうが、とにかく、終盤まで互角の状態をキープし、なんとか一手争いの終盤戦にもちこむことだけを考えよう」ということだったのです。これは小久保選手の「1の理論」にそっくりです。そして、なぜかそんな体調が最悪の時の方が、成績が良かったりするので不思議だったのです。

 

プロの世界では「不調も3年続けば実力」という言葉があり、スランプが長く続くとそれはスランプではなく実力だったという厳しい意味になります。しかし、これは、自身がスランプの克服をあきらめてしまった時点で「実力」になってしまうのではないかとも思います。自分の力はこんなものではないと思い続けることができる限り、いつかスランプは克服できるのではないかと私は思います。

 

 

追伸 いよいよGWが始まります。家族旅行やイベントなど、楽しい予定が多いことと思います。一方で、将棋のイベントをお探しの方に朗報があります。岡山市宇野小学区にお住まいの方限定(宇野小学校の方以外も参加可)ですが、4/27(土)の13~17時に「囲碁と将棋」に関する地域の交流イベントが開催されます。参加費100円だそうです。本日、チラシを再確認してきますので、次回、詳細をアップしたいと思います。

 

 

 

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