高島公民館親子将棋教室(以下、高島教室と標記)では、これから将棋を始めようという初心者を中心とした将棋教室です。初心者が上達するための秘訣は、「とにかくたくさん将棋に触れる機会をつくること」、これに尽きます。高島教室は月1回のペースですので、この教室だけしか将棋に触れる機会がないというのでは、正直、上達は難しいと思います。そこで、生徒さんが自宅で将棋に触れる機会を増やしたいと考えたのが、親子で一緒にルールを覚えていただくというものでした。親子で将棋の対戦ができれば、当面の練習相手が確保できることになります。
そして、もう一つの練習相手としてオススメなのが将棋ソフトです。こちらは一人でも将棋の対局が可能なので非常に便利です。また、最近の将棋ソフトは開発が進んで非常に棋力が向上しています。プロ棋士でも日々の研究に活用している先生が多いそうですよね。ところがです。初心者向けの将棋ソフトとなると、これが意外に少ないようなのです。棋力を一番下に設定しても、序盤は緩めてくれるのですが、中終盤からは鋭い攻撃を仕掛けてくるパターンの将棋ソフトが多いという印象です。初心者の対戦相手として理想的なのは、初心者が7割くらいの勝率で勝たせてもらえる棋力レベルの将棋ソフトではないかと私は思います。勝ちすぎてもつまらないものですが、勝てないのも面白くありませんから・・・。そういう意味で、当ブログでは「ハム将棋」と「こまお将棋」(「ハム将棋」よりさらに弱い)での練習をオススメしています(当ブログ右の「ブックマーク」欄から利用可能です)。
ところがです。「ハム将棋」との対戦で、意外にも苦戦を強いられている生徒さんが多いようなのです。どうしてなのだろうと私なりに考えてみたのですが、「ハム将棋」の場合、序盤は弱いのですが、駒の取り合いになると、中終盤から、力を発揮してくるようなのです。乱戦にも強い印象です。なので、初心者が「ハム将棋」相手に勝つためには、序盤でリードして、そのまま押し切って相手玉を詰ますパターンが理想的な展開です。
今回は私と「ハム将棋」の実戦譜を材料に、どう指せば、理想的な展開で勝つことができるのかを研究してみたいと思います。
つづく・・・。

