本日は、モーツァルト記念合唱団の定期演奏会にソリストとして初めて参加させていただきました



演目は、
ヘンデルのオラトリオ《メサイア》
言わずと知れた名曲です

この作品…私自身、恐らくソリストとしてもこれまで50回以上出演しているレパートリー作品。
しかし…何度演奏しても面白い…

毎回新しい発見、新しい感動、新しい課題が見つけられる素晴らしい作品です。
今日はまた古楽器によるオーケストラ

音の高さもバロックピッチで、私自身恐らくバッハコレギウムでソリストを務めた時以来のバロックピッチによる《メサイア》でした

初めてご一緒させていただく津田マエストロ、
そして、尊敬する素敵なソリストの皆様。
古楽器のあたたかいオーケストラの音。
何より愛の込もった歌を度々聴かせてくれた合唱団の皆様。
このメンバーでヘンデルを演奏出来たことに心から感謝です

楽屋では、彌勒忠史さんと同部屋

彌勒さんとは本当に数年ぶりの共演でした。
学生上がりの若手だった私をいきなりオペラの主役級に抜擢して下さったり、
イタリアンバロックの面白さを教えて下さった尊敬する方と一緒に初めてメサイアを歌えたのも、一つの大きな経験になりました!
そういえば、一番最初の共演は、私がまだ学生時代に出演したヘンデルのオペラ【アリオダンテ】だった気がします

トランペットの、松野美樹さんとは二度目のメサイア共演🎺
メサイアのバリトンのアリアといえば、なんといっても難曲の『Trumpet shall sound』

この曲は、声のコントロールも凄く大変なのですが、
ダ・カーポで戻った際には、トランペットとのアドリブの掛け合いも、楽しみポイントの一つであります。
今日も、また前回とは全く違ったアドリブ合戦…
楽しかった…!!!
私の声楽人生は、《メサイア》によってきっとこれからも動かされ、
そして私の歌の指針(救世主)ともなっていくことでしょう。
まだまだ成長しなくては
