今回はなぞなぞ形式で、お話しします。
タイトルの中に、同じ道具で有りながら、呼名(よびな)が違っている言葉が二つあります。
最近では、あまり聞きませんが、専門の職人さんはご存知で、今でも商品はあります。
大工道具ではないと思われる言葉を消していくと、二つ残ります。
『しらがき』と『しらひき』です。
また その種類は一丁(右勝手、左勝手、剣型とあり、各々巾にサイズが有ります)と二丁が有ります。
では どんな道具で、どの様な使い方なのか?
答え
白書き(白柿)、白引きです。同じものです。
正確な罫書きを木材に行う道具で、刃先が尖らない切出し(共柄)の様な形をしております。
一丁しらがき(一本型)、二丁しらがき(二本型、同時に二本の線が引けます、ネジで幅を調整出来る)と呼びます。