1月の映画
最近アイドル現場に行く回数がめっきり減ってしまい在宅率が週に6日どころじゃなくなってきましたね…
そもそも土日休みじゃないからドルヲタとしては圧倒的に不利だし、都内勤務じゃないから仕事帰りにリリイベでも…ってのも無理だし、
だから自分が休みの日にやってる現場を探して行ってたんだけど、それもなんかめんどくさくなって今日は行かなくていいや交通費もかかるし…とどんどん現場離れが加速。
その代わりなのか何なのか映画を見る回数が例年より増えてます。映画は良いよね。
あんなに予算かけた作品を安い値段で楽しめるしね。
◎人魚の眠る家

不慮の事故で娘が脳死植物状態になってしまった母親(篠原涼子)。医療機器メーカー社長の夫(西島秀俊)の部下(坂口健太郎)の研究していた技術により外からの電気信号で娘の体を動かせるようになって喜ぶ。が、どんどんエスカレートする篠原涼子に周囲も恐怖と違和感を感じて…
っていう話。
クソきもい自分語りをしちゃいますが、僕の母は数年前交通事故により心肺停止になりました。その時は一命をとりとめ退院もできたもののその影響は大きく結局1年半後に他界してしまいました。
もし事故で即死していたらとても気持ちが追いつかなくて事故の相手なり病院なりに対していつまでも恨みを抱いていたと思うんです。
だけどどこか他に良い病院がないか探したり、母が気分転換できる所に連れてってあげたり奔走したその1年半というのは僕にとってとても大事な時間というか…家族の死を受け入れる為に必要な時間だったと思うんです。
だから本作中の篠原涼子に自分の気持ちが重なってしまって涙と鼻水が止まりませんでした。結局最後は延命をやめて娘の死を受け入れるんだけど、受け入れるにはそういうジタバタと足掻く時間ていうのが必要なんです。
それにしても東野圭吾作品は映像との相性が良いというかハズレないなぁ。
◎こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話
映画としてどうこうというよりも実話だというこの作品の主人公の生き方がすげーなあ…とただただ感心。堂々と人に迷惑をかけて、介護者とも本気でぶつかって、障害があるからといって自分のやりたいことを我慢しない、あきらめないその姿。もし自分が同じ境遇におかれたら萎縮してひねくれてるよなあ…
この作品での高畑充希が僕が見たことのある高畑充希史上最も可愛く魅力的に映っていました。
◎クリード チャンプを継ぐ男
「クリード2 炎の宿敵」劇場公開に備えてとりあえず1をDVDで鑑賞。
言わずと知れた「ロッキー」の続編。
ロッキーのかつての親友アポロ・クリードの隠し子であるアドニス・クリードが弟子入りに来て…という話で、DVDでウトウトしながら気抜いて見ていたせいかあんまり面白く感じず、こりゃ2も期待できないかなぁ…と思いきや…
◎クリード 炎の宿敵
最高でした!
僕が最初に見た「ロッキー」シリーズが「ロッキー4」で、ロッキーとアポロの物語もよく知らないままいきなりアポロがソ連の冷酷ボクサーイワン・ドラゴに撲殺されてしまうという展開に衝撃を受けたものですが、今回はそのドラゴの息子とアポロの息子アドニスが対決するという話。
アドニスにとっては父アポロを殺した怨敵への復讐だが、一方のドラゴ側もロッキーに敗れて以降祖国で冷や飯を食わされ続けたことへの復讐でもある複雑な背景。
「ロッキー」名物の非科学的トレーニング特訓もたっぷり見れるし、アドニスとロッキー、ドラゴ親子、ロッキーと実の息子と様々な絆の人間ドラマがあり見所満載。
ここまでシリーズを続けてきたことの意味があったなあ…
◎マスカレード・ホテル
今月2つめの東野圭吾作品。これは原作も読んでいて大好きだったんですが、そのせいなのかなー…なんかね、なんかあれでした。
これでキムタク氏の主演作は「検察側の罪人」に続きまたしてもなんかあれ評価に…
◎十二人の死にたい子どもたち
こういう密室会議謎解き的なやつはだいたい面白いよね。
真剣佑くんのことはバラエティーでしか見たことなかったんですが、素晴らしくかっこいい役者ですね。




