郭中医鍼灸院・漢方薬店
  • 11Jun
    • 引っ越ししてきました

      ヤフーブログからこちらに引っ越しをしてきましたはりきゅう治療や漢方薬に関する話などを掲載しています。のんびりとした更新ですが、見に来ていただけると嬉しいですよろしくお願いします

  • 21May
    • リウマチの鍼灸治療の感想

      皆さんこんにちは。鍼灸マッサージ師の東 理子です。今回のお話は、リウマチの方のお話です。今年の2月から治療を始めた70代女性で、リウマチ歴30余年。両膝関節は手術をしている。手指の関節は、骨破壊による変形しているところがある。足も足底に痛みがあり、つえをついても10分位歩くと痛くなる。手首にも力が入らず、ペットボトルのふたが開けられない。上腕(肘から上)に鈍い痛みが放散する。処方される薬を服用しているが、痛みが消えないので、主治医に鍼を勧められる。もともと小柄な方だが、近年更にスマートになる。骨粗鬆症もある。リウマチ以外には病気はない。冷え症で、寒さに弱く、冷えるとリウマチの状態も悪くなるとのこと。リウマチ歴は長く、かなり症状も進んでいるし、骨も細く、筋肉も痩せている。局所ではなく、全身の調整を目的に治療することとする。ただ、年齢的に、脚力が落ちてこれ以上歩けなくなると不便なので、脚の力をつけるため、足三里、三陰交に鍼。それから、胃も弱く、食が細いので、中脘に鍼。虚弱体質なので、関元又は気海も鍼。そのまま腹部に温灸を施す。温めるのは気持ち良いそうだ。うつぶせは、骨も筋肉も弱く、起き上がれなくなるため、横向きになってもらい、背面の治療。次髎、小腸兪、膀胱兪、腎兪に鍼&温灸。スマートな方なので、鍼の長さは1寸を用いる。置針のみ。治療が終わると、体も軽くなり、気分が良くなるという。だいたい週1回のペースで続ける予定。骨の変形はもとにはもどらないけれど、痛みが少しでも緩和されて、肉体的、精神的な負担が軽くなっていただきたいものです。胃もたれや、頻尿はすでに軽くなっているそうです。(治療に関しては、沢田健先生のご著書を参考にしました。次髎、小腸兪、膀胱兪はリウマチの特効穴とのことです。)

  • 02Apr
    • のどの異物感―「梅核気」に気と痰が関与?

      のどに異物感があるのに病院で何度調べても異常が見つかりません。このような症状は、中医学で「梅核気」(ばいかくき)と呼びます。つまり、梅の種のようなものが、のどに引っかかって気になり、飲み込もうとしても、吐き出そうとしても出来ない状態を指します。これは中医学では、ストレスが原因で肝の動きが悪くなって、気のめぐりが停滞(気滞)し、これに加えて、体内の余分な水分が痰としてのどに溜まり、つまり気滞と痰阻が合わさって発症すると考えられています。更年期障害や、自律神経失調症、うつ病などに見られることが多いです。治療の基本は、疏肝理気(肝の働きを良くし、気のめぐりを改善する)、化痰(痰を取り除く)。鍼灸治療は、内関、神門、膻中、期門、太衝、豊隆の本治穴と、局処の、天突、廉泉の併用で治療します。漢方薬は、梅核気に対して、半夏厚朴湯がよく用いられます。

  • 19Feb
    • 花粉症シーズンの前に

      今年、花粉が飛ぶのは早いようです。来院された方にはすでに症状が出ている人がいらっしゃいます。さらに花粉症の人たちに憂うつな気分になるような情報、花粉の量も例年より多いことを聞いています。病院の治療では、抗ヒスタミン剤やステロイド剤をよく使います。薬に敏感な人、持病のある人では、眠気や依存症などの副作用があるので、漢方や鍼灸による治療を求める人が増えています。まず、症状が出ているときの治療をお話しましょう。さらさらした鼻水やくしゃみ、鼻づまりは、中医学では「風寒証」にあたります。この場合は、肺を温め、寒邪を発散する「小青竜湯」、「葛根湯加川芎辛夷」、「麻黄附子細辛湯」などがよく使います。花粉症にはもう一つ、目が充血、痒い、のどが痛い、黄色い鼻水や鼻、のどの奥が赤く腫れるといった「風熱証」タイプがあります。これらの症状に「辛夷清肺湯」、「銀翹散」、「消風散」などが効きます。これらの漢方薬は即効性があるので、短時間で症状が改善されます。鼻水、鼻づまり、目の充血、痒みなどに鍼治療でもすぐに楽になります。これらの対症療法で花粉の飛ぶ時期を乗り切ったら、次は花粉症の根治に取り組むことをおすすめします。アレルギーの体質の改善には、主に関係が深いのは、肺、脾、腎です。時間をかけてコツコツと立て直す必要があります。諦める前にぜひご相談くさださい。

  • 14Feb
    • 顔面神経麻痺に鍼灸の早期治療

      こんにちは。鍼灸マッサージ師の東理子です。寒い日が続いております。風邪やインフルエンザも流行っていますが、大丈夫でしょうか?温かくして睡眠をしっかりとり、栄養をつけて、免疫力を上げて、風邪に負けない体で残りの冬を乗りきりましょう。ところで、寒くても、健康の為にウォーキングを欠かさない方もいらっしゃると思いますが、風の強い日など、あまり寒い日は注意が必要です。先日も80代男性から、鍼の依頼がありました。とても風の強い日に、日課のウォーキングをしたところ、翌日、急に顔面神経麻痺で顔が曲がったというのです。以前、ご家族の方が同じ病気になり、鍼で治ったので私のことを思い出して下さいました。発症後すぐに病院にゆき、点滴を受けたそうですが、医師から「これ以上、良くならない」と言われたそうです。日本では、昔、この症状を「顔が感冒(かぜ)をひいた」を呼んでいました。エアコンのない時代に、扇風機をつけたまま一晩中寝て、片方の顔面に長時間風があたった時、又、長時間ドライブをして、窓を開けていて、やはり片方の顔に風をあて続けた時、翌日にいきなり発症することが多々ありました。今回も、長い時間のウォーキングで、寒風を受け続けたのが原因でしょう。お顔を拝見すると、患側の目が大きく開き、やや閉じづらい。風が目に当たると痛いそうです。口の方が症状は重く、かなり健側にひっぱられています。患側のほうれい線も消えています。お食事のときの口の動きを問うと、やはり患側に食べ物がたまるし、お茶もこぼれる。ただし患部の発赤や痛みや熱感、耳の後ろのの痛みも全くないので、ウィルス性ではない。発症後、10日未満とのことなので、急性期にあたる。以上をふまえて、マッサージ、鍼、温めで治療することにしました。治療として、1)鍼 : 取穴は、四白、陽白、太陽、迎香、承漿、人中、地倉など、細く短い鍼で置鍼(刺したまま、しばらくそのままに)2)灸 : 日本では、手三里穴は顔面麻痺の特効穴といわれているので、灸点紙(シール)をはって、ここに灸をすえました。3)マッサージ : 患側のみ、顔から頸肩へ。口輪筋、目輪筋を刺激し、麻痺により滞った気血を流すイメージで。顔なので軽いタッチで。皮膚は頭とつながっているので、患側頭部もつづけてマッサージすると気持ちよい。4)温め : 急性期で炎症(熱)がないので、患側を蒸しタオルで温めました。筋肉も緩み、血管を拡張されるので、血流も良くなります。5)2週間をすぎたら、鍼に電気をかけます。(低周波)数回の治療で下記の変化がありました。・ほうれい線が少しでてきた。・患側の目が閉じるようになり、風に当たった時の痛みが減る。・患側の顔全体が楽になる。・口の動きが少しよくなる。麻痺は、症状としては治りにくい方になりますから、完治にはしばらくかかりますが、経過は良好です。このようなこともありますから、皆さんも長時間、顔面に強風が当たるようなことは避けて下さい。そして、もし患ったら早めに治療をして下さいね。時間が経つと、さらに治りにくく、後遺症が残ることもありますが、早めに治療をすれば、後遺症もなく治る方も沢山いらっしゃいます。病院を受診されたあとも良くならなければ、鍼を試してみて下さい。

  • 25Dec
    • 胃のトラブルに鍼灸で緩和

      皆さんこんにちは。鍼灸マッサージ師の東理子です。今日は胃痛の方のお話です。オーストラリアに10日滞在なさった女性(60才)。日本にもどるなり胃が痛くなり、嘔吐が続く。もちろん食欲もありません。お話をきくと、あちらでは、以前お世話になった方のお宅にステイなさったとのこと。作って下さった美味しいお食事をいつも以上に食べていたのが原因とおっしゃいます。「あちらはチーズなどの乳製品も豊富だし、美味しかったし、出されたものは断るのが申し訳なくて食べちゃったのよ・・・。」と。嘔吐の場合、原因を分けると、①飲食停滞(食べすぎなどによる消化不良)②肝気犯胃(ストレスによって胃が悪くなって生じる)、③脾胃虚弱(消化器がもともと弱い)に分けられます。胃痛の場合は、①寒邪(外からの寒さによる体の冷えや、冷たいもの、なま物を食べたせいで消化器が冷えて痛くなる)、②食積(消化不良)、③肝気犯胃(ストレス)、④脾胃虚寒(体質的に消化器が弱く冷えていることによる)、⑤胃陰不足(他の病気で長患いしたことが影響して胃が弱って痛くなる)などに分けられます。寒邪と食積は似ているようですが、寒邪が外からの原因に対し、食積は内側、つまりもともとの本人の体質によるものです。この方の場合、ずばり食べすぎによる消化不良が考えられ、また、慣れない海外で神経を使ったそうなので、肝気犯胃も少しありそうです。もともと弱い方ではないのでこの二点から治療することにしました。まず、胃痛、嘔吐の基本穴、中脘、足三里、内関をえらびます。それから、肝気犯胃(ストレス)対策として、太衝(穴)を使い、飲食停滞対策として下脘(穴)をえらびます。腹部はさわってみて脹っている穴、硬いところがあれば追加します。背中は胃兪、脾兪を選びました。主に鍼。腹部には温灸を追加。治療を終えると楽になったようで、そのまましばらく寝てしまい、翌日には楽になったと連絡がありました。よかった!よかった!胃痛の方の治療は、あまり多くありませんが、器質的に異常なければ楽になりますね。改めてそう思いました。

  • 18Dec
    • インフルエンザに板藍根(ばんらんこん)

      日本では緑茶の抗菌作用で、うがいに用いられるように中国の家庭では昔から板藍根の煎じ液で、うがいするのが知られています。とくに風邪やインフルエンザの流行シーズンに、板藍根の顆粒は飲みやすい健康茶として愛用されています。近年日本でも、板藍根ののど飴やエキスタイプの板藍根が見られるようになりました。板藍根とは、アブラナ科の植物、菘藍の根のことで、抗ウイルス効果があることを注目されています。中国では漢方薬として、肝炎、インフルエンザ、耳下腺炎(おたふくかぜ)、帯状疱疹などの治療に欠かせない生薬です。インフルエンザの予防に手洗い、うがいなどの日常予防を努めてほしいと共に、板藍根を取り入れても良いのかもしれません。

  • 13Nov
    • 瘀血は病気の引き金

      中医学では、瘀血という病気の原因があります。瘀血はさまざまな病気の元凶となります。とくに脳と心臓に致命的です。瘀血とは一言で言えば、血液の流れが悪くなった状態です。血液は生命、体の各機能を維持していくために不可欠のもので、流れにくくなった状態となると、いろいろな体の異変が起こります。体内に瘀血があるかどうかは、主に三つのチェックポイントがあります。「痛む」、「しこる」、「黒ずむ」。痛みはとくに固定性、持続的強い痛み、首、肩、背、頭、腰、関節などの部位や生理痛、胸腹痛の内臓痛、外傷性の痛みなどが見られます。体にできたしこりや内臓のポリープ、腫瘍、又、顔色がどす黒い、歯ぐきが暗赤色、皮膚がざらついている、目にくまができる、舌の色が暗赤色、裏側の静脈が暗紫色、下肢の血管が浮き出ている・・・。瘀血と関わりの深い病気は、神経痛、関節痛、リウマチ、生理痛、冷え性、高血圧、心臓病、脳血管障害、認知症、アトピー性皮膚炎など。瘀血の原因は、体質、病気、手術、怪我以外、ストレス、運動不足、冷え、不摂生な食事などが考えられます。瘀血予防は、食事、運動が基本です。栄養の過剰摂取による血液粘度の上昇、運動不足で血液循環を悪くする、又、ストレスによる肝気うつ滞、気滞血瘀の原因があるため、ストレスの軽減も大事です。さまざまな瘀血による病気に対して、血行促進するには、鍼灸、漢方薬の治療は有効です。とくに痛みの改善は、鍼灸が即効性があります。各タイプ気滞タイプ、痰湿タイプ、陽虚タイプ、血虚タイプ、陰虚タイプに漢方薬に活血化瘀薬のほか、益気、理気、補陽、養血、滋陰、化痰薬などで、それぞれきめ細かく対応できます。鍼薬の併用で、標本兼治、症状の改善と原因に対する両面からの治療をしていきます。血液を健康にする三つのポイントは、血液量が充分であること、血液の質がきれいなこと、血液循環が良いこと。そのためしっかりした予防策と適切な治療は不可欠です。

  • 18Oct
    • 手術後の体力回復に鍼灸

      皆さん、こんにちは。鍼灸マッサージ師の東理子です。暑い暑い夏でしたね!皆様お元気でいらっしゃいますか?この時期になると夏の疲れが体に出てきます。免疫力も下がり気味。秋の旬の食べ物を食べ、睡眠不足にならないようにして、季節の変わり目をのりきりましょう。***************************先日、20年来のお客様から1年ぶりにお電話頂きました。今年81才になる男性です。昨年の秋に激しい胸痛で救急車を呼び入院。心臓の栄養血管である冠動脈に異常がみつかり、今年の3月まで様子をみていたが、良くないのでバイパス手術をしたとのこと。秋になり体力回復のため散歩を再開しました。ところが少し歩くと背中から腰にかけて苦しくなってくる。痛いのではなく〝苦しい"と。あまり経験のない症例と思いながら、他の先生方にも相談してみると、〝術後の筋力低下、体力低下に因るものでしょう。"と言われる。治療に伺うと、動悸、息切れ、胸痛など心臓の症状は術後なく、「心臓手術のあとの経過は良好。」と医師に言われた。今回は背中から腰の症状については「湿布をはるように」と指示されたけれど、全く改善しないとのこと。では、体力の回復を目的に治療を始めます。脈は手術なさる以前より元気がない。あおむけで腹部をみるが、特に圧痛、硬結なし。けれど、丹田(おへその下の気のあつまると言われているところ)に力がありません。足の力も入院生活で弱くなっていると思われるので、足三里も加え、関元、気海、中脘と治療。その後、横向きになってもらい、腰から背部を治療。心臓や肺のご病気の方は、うつぶせが苦しいことがありますから横向きで。まず腰に力が入るよう、腎兪、大腸兪を治療。それから筋力の回復を考え、脾兪、肝兪、陽陵泉。腎兪、大腸兪、脾兪は鍼のあと温灸をします。この灸にご本人も〝気持ちいいなぁ。"と一言。初回は短い時間で治療をすませました。そのあと週1で2回治療するも「まだ休み休み歩いているけれど楽になってきたよ。よかった。」とのこと。大きい手術の後、大病の後は体を良くするにはエネルギーがふだん以上に使われるのでしょう。そんな時に、鍼や灸で体力を補うと、体の回復も早くなるのではないかと思いました。

  • 03Sep
    • 手足指の痺れの鍼灸治験

      皆さん、こんにちは。鍼灸マッサージ師の東理子です。今年の夏は本当に暑いですね。9月になったとはいえまだまだ残暑は続きそうです。水分補給を忘れずに失われるミネラルを補うため、梅干しなど召し上がって残りの夏を乗り切ってください。ここ1年半位、足の指(趾)のしびれがとれず治療を続けているAさん。整形外科では「しびれは治らない。」と言われ、鍼灸やマッサージを受けていらっしゃいます。鍼や灸をしたあとは、しびれが一時的に軽くなるので治療を続けているのですが、なかなかか完治とはいきません。痺れる範囲は、足の指全体と足裏前方(足指つけ根あたり)です。この春位から手の指(第2、3、4指)も指元が痺れるようになりました。治療の際とった穴は、○八風(足の指と指の股にあるツボ)○八邪(手の指と指の股にあるツボ)○腰の夾脊穴(狭窄症もあるのでここの筋肉を緩める目的で)○気端(足の指先の突端。右足指のみ。昨年まで極度の冷えで     夏でもかなり冷たい。灸点紙をはって灸)○天柱(首も少し椎間が狭くなっているため)灸をするようになって足指の冷たさはずい分とれましたが、しびれは残ります。打開策を探して、つい最近読んだ、沢田健先生の『鍼灸真髄』(昭和16年初版)に「〝左陽池"と〝中脘"が大事」とあったので、試しに灸をしてみました。するとAさんが次の治療時に「あの手首の灸は何?効いたみたい。気持ち良いから又すえて欲しい。」と仰います。そう言われてみれば、陽池は指に走る神経の通り道でもあります!あ!そうだ!手の指の痺れに手首のツボが効くなら、足の指の痺れには足首のツボが効くのではないでしょうか?早速、左右の陽池、それから、しびれの強い右足首の解谿(足首横紋中央)に灸点紙をはって灸をします。治療後Aさん「なんか手の指にも足の指にも力が入るよ。効きそうだよ。」と嬉しそうにしていらっしゃいます。局所の症状につい近くのツボばかり注目していたのですが、今回は少し離れた所に効果的なツボがあったようです。今後の経過をみないといけませんが、これでかなり改善される予感がします。もう少し早く気が付いていたらと反省しながら、ツボの不思議を改めて感じました。

  • 09Aug
    • 中医学の「肝」の話し

      中医学では肝は「疏泄」、「蔵血」の機能があり、目や爪に反映すると考えます。「疏泄」とは、気、血の流れをスムーズに巡らせる、精神安定を保つ、胃腸の働きを促進するといった機能が含まれます。また、肝はストレスを発散する機能を持つ一方、ストレスの影響を受けやすいという弱点も。肝の疏泄機能が低下するいわゆる気滞で憂うつ、イライラする、怒りっぽい、興奮しやすいなど、さまざまな精神症状や食欲不振、胃痛、お腹の張り、痛み、ゲップ、下痢、便秘などの胃腸不調及び血行障害による頭痛、胸脇痛、腰痛、生理痛などの痛み、いろいろな症状が起こります。気滞は万病のもと。治療として、疏肝理気、活血、安神健胃の漢方薬は、柴胡疏肝湯、加味逍遥散、半夏厚朴湯、甘麦大棗湯、柴胡加竜骨牡蛎湯などが挙げられます。鍼灸治療は、太衝、合谷、支溝、期門、陽陵泉、行間、風池、膻中、気海、肝兪、内関、中脘、天枢などをよく使うツボです。食の養生には、肝の働きを整える、香りでストレス発散する食材は、しじみ、かつお、あさり、ごぼう、うど、竹の子、香草類、菊花、ジャスミン、ミントなど。「蔵血」とは、血を貯え、血量を調整して体内に供給する。身体の活動時、全身に血を送り、休息中には肝に戻して貯蔵するという働きです。肝の蔵血機能が低下すると、血を十分に蓄えられなくなる。血は、身体に栄養や潤いを届けにくくなり、めまい、目や皮ふ、爪の乾燥、月経過少、不眠、手足のしびれが現れます。血量の調整機能の低下による出血、鼻血、皮下出血、不正出血などが起こります。治療には、滋養肝血、益肝平肝の漢方薬は、杞菊地黄丸、麦味地黄丸、四物湯、当帰芍薬散、酸棗仁湯、安神養心丸など。鍼灸治療によく使うツボは、三陰交、太衝、血海、肝兪、膈兪など。肝血を養う食材は、レバー、ごま、ひじき、うなぎ、クコの実、ぶどう、ブルーベリー、なつめなど。肝のトラブルは早めの対処で、長引かせないことがとても大切です。また、肝とストレスの関係は密接であることは肝の特徴です。

  • 18Jun
    • 中医学の「腎」の話し

      中医学でいう「腎」は単に西洋医学の泌尿器系の腎臓のことではなく、ホルモン系(脳下垂体、副腎、性腺、甲状腺、膵臓など)や泌尿生殖器系、呼吸器系、自律神経系、免疫なども含まれ大変幅広いもので、内臓の働きをコントロールする重要な臓器とされています。具体的にいうと、人間の生殖機能、成長発育、老化の過程、水分代謝の調節、呼吸(吸気)、毛髪、耳、骨、歯、骨髄、脳などを主っています。腎の働きが弱ったり衰えることを「腎虚」といいます。腎虚が進むと生命力や免疫力、自然治癒力を低下させ、精力減退、足腰が悪くなり、脱毛、白髪、歯抜、健忘、骨がもろくなる、尿異常、耳鳴、難聴、不妊などの症状があらわれてきます。このような症状には腎の働きを補う必要があります。つまり「補腎」です。補腎のツボは、腎兪、命門、関元、太谿、陰谷などがよく使われます。同時に各症状に対して併用されるツボ、耳鳴、難聴に翳風、耳門、聴宮など。頻尿、尿もれに中極、八髎穴。咳ぜんそくに肺兪、尺沢、経渠。不眠、不安に神門、百会、内関。不妊、不育に八髎穴、三陰交、血海、気海、大赫。漢方の補腎の場合は、腎陽虚か腎陰虚か、腎精不足かによって種類が違ってきます。例えば、腎陽虚(冷え型)に八味地黄丸(腎陽温補散)、牛車腎気丸など。腎陰虚(ほてり型)に六味地黄丸、知柏地黄丸、杞菊地黄丸など。これらの身体の不調が気になる方はお気軽にご相談、お問い合わせください。

  • 07Jun
    • 遠隔のツボを使った治療~頸痛

      皆さん、こんにちは。すっかりご無沙汰して申し訳ありません。鍼灸マッサージ師の東理子です。年始めのインフルエンザ以来あっという間に6月になってしまいました。皆さん、お元気ですか?つい先日、「やはり経絡は存在するなぁ!」と改めて思いましたので、そのことをご紹介します。40代男性。今年に入って親御さんの体調が悪く入院や介護があり、お疲れ気味。気が付くと首のこりのせいで痛みと運動制限があり、首を左右に回しづらい状態になっていました。依頼を受けて、頚から肩をマッサージしていたのですが、「鍼も試してみたい」というので、試しに一針。坐っていただいて痛みが強い右側の手を軽く握ってもらいます。そうすると小指(第5指)の尺側にしわができます。専門的に言うと「第5中手骨頭の後方の尖端」ここに「後谿(こうけい)」という名前のツボがあります。ここに1寸の鍼を刺入。そしてご本人に首を左右に動かしてもらいます。すると、気に敏感な方なのか、「あ!さっきより動く!」といいます。そこで、軽症の左の治療のために、左の後谿にも鍼を1本。そのまま20~30分。時々、首を動かしてもらいます。ご本人もびっくりなさいましたが、私の方もこんなに如実に実感して頂けるとはびっくりです。実は「後谿」というツボは、手太陽小腸経という経絡上にあるツボです。経絡とは、気の流れる道筋のこと。体の中を気が流れる決まった道があり、それぞれ名前がついています。小腸経は、肩、首も通っており、その痛みを治すために、その部位だけでなく、その気の流れる道上の遠く離れたところにあるツボで治すというやり方です。この仕事を始めたばかりの頃は、気の流れといわれても半信半疑でした。どこか痛い場合も、その局所のみに治療が集中しがちでした。けれど試しに経絡上の遠隔のツボを使ってみると、こちらがびっくりする効果が出ることがあります。そうすると、”やはり、体の中に気の流れる道がある”という教えられているような気持ちになります。この男性にはこのあと、曲池や外関を、大腸経、三焦経の遠隔のツボを使い、最後に痛みのある右の風池、天柱に鍼をしました。ご本人に、「不思議ですね。でも軽くなったよ」と言われ、中医学の不思議を再認識しました。

  • 20Mar
    • 花粉症に漢方と鍼灸

      心待ちにしていた春がやってきました!でも花粉症の方にとっては辛い季節になります。西洋の薬にも効果がありますが、眠くなったり、口が渇くなどで嫌いな方も少なくありません。漢方薬は、その心配がなく効果的です。すでに症状が出ている場合は、症状を抑える漢方で対応します。花粉症には、寒証タイプ(多い)と熱証タイプがあります。寒証タイプは、鼻水や痰の色は透明あるいは白っぽくサラサラしている。涙が出てもネバネバせず目やにも少ないのが特徴です。それに有効な漢方は、小青竜湯、葛根湯加辛夷、麻黄附子細辛湯などがあります。熱証タイプは、体に熱を持ち、鼻やのどの粘膜は赤く腫れ、熱感やヒリヒリ痛みを伴う。鼻水や痰も黄色く粘る。目は赤く腫れ充血して、涙は粘り目やにも黄色く粘っこい。このタイプには、銀翹解毒丸(金羚感冒散)や辛夷清肺湯、ハープ(板藍根、菊花、薄荷)が有効です。又、鼻の症状に迎香、鼻通穴、合谷。目の症状に攅竹、太陽穴、太衝の鍼治療も即効です。長期的な対策として、体質改善は重要です。そのために胃腸(脾胃)や肺、腎の機能を強化することが大切です胃腸を改善する漢方は、補中益気湯、香砂六君子湯、参苓白朮散などがあります。肺、腎を強化する漢方は、玉屏風散、味麦地黄丸、杞菊地黄丸、参茸火補丸などがあります。又、鍼灸治療も同様に内臓の働きを高める効果が期待できます。症状が出た時には治療が必要ですが、体質改善にも心がけ根本的に治療しましょう。

  • 02Mar
    • インフルエンザに罹ってしまいました!

      皆さんこんにちは。鍼灸マッサージ師の東 理子です。この冬は例年になく寒さを感じました。気象予報の気温を見る度にマイナス○度?!と驚いた毎日でした。「こんな数字は東京で見たことない!」と思いながら。そして寒いと免疫力も下がるらしく、1月12日よりインフルエンザに罹ってしまいました。(その節はお休みを頂きまして申し訳ありませんでした)いつもならば風邪をひいても漢方薬を飲んだり、寝たり、あるいは風邪に効くネギ味噌スープを飲んで自分で治します。ほぼこの20年余り病院に行かずに治ってきました。ところが、今回はいつもの風邪と少し違います。まず、12日の昼、仕事をして帰る頃から足が氷のように冷たく背中がゾクゾク寒気がして、家に着くなりガタガタ震えて布団にもぐり込みました。こんな寒気は生まれて初めてかもしれません。熱を測る気力もなく、ひたすら眠る。翌日、寒気はほぼおさまる。これだけでもずい分楽になりましたが、それでも怠くて起きることはできません。おまけに、頭(左顔面)が痛くなる。少しずつ筋肉痛が始まる。背中とお腹(胃腸症状はなく、筋肉痛のみ)13日、14日は部屋から出ることができず、終日寝たきり。食欲もなく、なんとか1日1食食べる。15日になり、ようやく少し落ち着けたので病院に行きました。今回に限って、病院に行きたくなりました。もう大人になってインフルエンザになって記憶がないので、「インフルエンザ」という言葉すら忘れていたのですが、検査をして「インフルエンザ(A型)です。この薬を吸入して下さい」と言われた時は「あの激しい症状はインフルエンザせいか…」と納得できました。今回の激しい寒気、顔面の痛み、4日目以降の身の置き処のない筋肉痛は、いつもと違う異変を感じさせましたから。医師より「熱が下がってから2日は仕事をしてはダメ」と言われ、その後数日は安静に。長引いたり、他の方にうつしてはいけないので、思いきってお休みしておりました。というわけで、私の○十年ぶりのインフルエンザは、病院の薬と安静数日でやっと治りました。普段から、うがい手洗いはしていたのですが、かかる時はかかるのですね。でもやはりかからないことが何より大切です。中国では、風邪予防には、板藍根(ばんらんこん)エキスというものが効果があるそうです。粉末と粒のタイプがありますが、冬に入る前から飲んでおくと予防できるそうです。来年は私も飲んで、今回のようにならないように気を付けようと思っています。本格的な春までもう少し。休養ならびに栄養そして漢方の力をかりて、残りの冬を乗り切りましょう。

  • 28Dec
    • 漢方と鍼灸は本来セットで東洋医学のあり方

      漢方と鍼灸ともに東洋医学の重要な治療手段で昔から車の両輪に例えられています。うまく併用されると治療効果を高め、早期の症状改善や回復が期待できます。元々、漢方と鍼灸は病気に対する考え方、理念と診断方法(望、聞、問、切の四診)などが同じです。漢方は体の内側からの治療で、鍼灸は経穴を始めとする体表の刺激で外側からの治療になります。共通として、人間の本来の治癒力を引き出すこと、体の崩れたバランスを正常にすること、一人ひとりに合わせる個体差を重視することです。漢方と鍼灸はそれぞれ得意な分野があります。漢方薬は、虚証に対して、いわゆる低下した機能を回復させる不足した血液を増す、体質改善といった役割に優れています。例えば、心臓、肝臓、腎臓、胃腸が弱い、冷え性、不妊の場合は卵巣機能低下などの治療が得意分野です。鍼灸は、気血の調整が得意分野で、気血の流れが悪い痛み、しびれ、むくみ、気滞による自律神経失調症、不眠、不安など、ホルモンバランスの崩れといった不妊症を整える働きがあります。漢方でも鍼灸でも東洋医学の考えに基づいて正しく判断、判別、適当な治療を行うことが大切です。同じ症状でも原因と体質が違うと治療方法は異なります。そのため専門の知識、経験があることはとても重要です。今年も一年ブログを見ていただきありがとうございます。来年もよろしくお願いいたします。~*~*~*~*~*~新年の診療は、2018年1月9日(火)からになります。

  • 13Nov
    • 「声がかすれる 声が出ない」に鍼が効く

      こんにちは!鍼灸マッサージ師の東 理子です。先日、学校の先生をしている方の治療に行ってきました。中医学では、「失音」といい「声がかれて、声が出にくい」という症状でした。この方の場合、発症のきかっけは風邪をひいたこと。また職業柄、常日頃から声を出していて声帯の使いすぎが原因と思われました。喉の痛みもあります。今回が初めてではなく2~3年前に初めて発症し、以来、声がかれ易い。ということで症状が悪化すると治療をするという状態。中医学で「失音」を調べてみると、4つほどにタイプ分けできます。①外邪による失音(風邪が引き金になる) 外からの寒さや熱を受けて、肺の気が塞がって声が出なくなる。②情志(ストレス)による失音 情志のうっ結(ストレスによる気の滞り)により声の出が悪くなる。③声帯の疲労損傷による失音 高い声で歌ったり、話をし過ぎたりして、声帯を損傷して起こる。 反復して発作をおこす。多くは教師と声楽家。④肺燥津傷による失音 喉の潤いが悪くなることにより声帯が潤いを失い声が出なくなる。今回の方は①③のタイプになります。失音の治療は、魚際、廉泉、扶突、天突、合谷。他にご本人の気になる喉の部分を治療しました。効いていると鍼を入れた時に気持ち良いそうです。ただ、首の前面(のど)は、神経や血管が多くありますから刺入は浅くし、動脈を避けて慎重に行います。上記のツボの他に、タイプ別に追加して用いると良いツボは、①外邪 熱性:大椎 寒性:風門②情志(ストレス):太衝④肺燥津傷:太谿となります。ただし、この方の場合、先に病院を受診したのち鍼の治療をしました。器質的に原因がある場合、まずそちらの治療が必要となります。医師の診断を受け、器質的疾患がないか診てもらうことが必要と思います。参考文献『針灸学〔臨床篇〕』      天津中医学院+学校法人後藤学園 著      東洋学術出版社

  • 19Sep
    • 認知症予防に効くツボ

      皆さんこんにちは。鍼灸マッサージ師の東理子です。私が鍼灸の治療院に勤め始めたのは20代後半。来院される方々は、目上の方、つまり人生の大先輩ばかりで、とても緊張しました。助手として大先生の横について仕事をしていました。その時、年配の方々がよく言われていたのが「ぼけたくないわ」でも当時、ご自分の足で(電車や車に乗って)治療院に来る方々は、不調はあっても、頭のしっかりした方ばかり。私の周囲にもいなかったので、あまりピンとこなかったものです。けれど最近になると、知人、友人の話を聞いても、記憶力があやしくなったという話も珍しくなくなりました。そんな時、ある方が「主人のもの忘れが気になる」と仰いました。そういえば、テキストに「認知症の治療法」の項目があったと思い出し、主訴の治療のついでにそちらのツボも取穴して治療してみました。といっても特別なツボではなく、むしろ普段使っている基本的なツボばかり。ひととおり治療してみました。即効性があるとは思えなかったので、奥様に「もの忘れに効くツボも選んでおきました」とお伝えし、来院の度にそちらの治療も行っていきました。何回目かの時に「ご主人のご様子いかがですか?」とお尋ねすると「何かいいように思います」とのこと。定期的に治療なさっているので、その時に継続して脳の老化防止の治療も加えることにしました。肉体だけではなく、頭の老化も予防できたら、ますます残りの人生を楽しめますね。そういうお手伝いが出来たら治療家としては本当に嬉しいです。治療の主穴:四神聡     (人中穴も効くそうですが、顔面なので遠慮することが多いです)その他の穴:①風池、完骨、天柱 ~ 補益脳髄(脳を養う)      ②人中、内関    ~醒神開竅(頭をスッキリさせ記憶力アップ)      ③太衝、腎兪、三陰交~滋補肝腎(肝と腎を補う)      ④神門、百会、四神聡~補気安神(気を補い、精神を安定させる)以上のツボの中からいくつかその方に効きそうなツボを選んで治療します。高齢の方の場合は、治療しすぎると疲労感が残るので、全部のツボを使うのではなく、いくつか選びます。いつまでも、体も頭も元気で幸せな毎日を送る。そんなお手伝いが理想です。 

  • 04Sep
    • 不眠に「神」がつくツボは効く

      現代生活では、不眠に悩む人が増加しています。睡眠薬は飲みたくない、頼りたくないと鍼灸治療を求める方も年々増えています。長い経験から睡眠を改善する、とても有効なツボには「神」がつく名前のツボがよく使われています。例えば、神門、神庭、本神、神道、四神聡などが挙げられます。なぜでしょうか。その理由は、中医学の「神」の意味から簡単に説明させていただきましょう。中医学の「神」は精神活動に近い考え方です。五臓すべて神の活動に参加しています。一般的七情(喜、怒、憂、思、悲、恐、驚)といいます。不眠は「神」の活動が乱れる症状の一つと考えられます。とくに、心、肝、脾の関係が深いです。もともとツボの名前は本来の効能から名付けられることも多いと考えられます。さらに、不眠の特効穴である安眠穴の併用も不可欠です。上述のツボ以外で、不眠の各原因に対するツボを併用するとより効果が持続されます。例えば、心血不足の原因で動悸や胸苦しいなどに、内関、心兪、安眠穴を併用。肝の失調でイライラ、怒りっぽい、抑うつなどに、太衝、肝兪、胆兪、安眠穴を併用。脾の働きが悪い、食欲がない、顔色につやがない、めまい、疲れやすいなどに、三陰交、足三里、脾兪、安眠穴を併用します。つまり、「神」の活動を正常にすることは、不眠の治療の訣です。

  • 21Jul
    • 夏の冷え対策

      皆様こんにちは。鍼灸マッサージ師の東 理子です。急に暑くなってきましたね。これからの季節は、エアコンがないと大変です。職場でも電車でも、お店に行っても、猛暑からあの涼しい空間に入るとその瞬間にほっとしますね。けれど、そんな夏こそ冷えに注意です。買い物の間だけならともかく、冷房の効いた部屋で長時間過ごしていると身体には冷えが蓄積されます。経験のある方も多いと思います。職場ですと「もっと設定温度上げて!」と思っても、なかなか思うようにいかないでしょう。かくいう私も経験あり。最初に勤めていた治療院では、終日しっかり冷房を効かせていました。勤務して4年目の夏を終える頃、下半身が太くむくんでいるよう。体もだるくて重いのです。治療の仕事をしている知人から「それは冷えだよ」と言われ、「はっ!」となりました。素足でいたり、冷たいものを沢山食べたり飲んだり、冷房の中に一日中…。やはり体の芯まで冷えてしまっていたのだと納得しました。そこで、知人の教えてくれた冷え対策を試みました。①冷たいもの(食事)をなるべく控える。 熱中症対策に水分はとりますが、なるべく氷抜きに。②冷房の中では、靴下をはく。 冷えは足から始まります。 東洋医学では、頭寒足熱といい、頭よりも足が暖かいのが健康と考えます。 着るものも上半身より下半身を少し厚めにして、下半身を温めることで 体の芯が暖まり、余分な熱は上半身(腕など)から逃がしていくという 考えもあると聞きました。③半身浴 足湯も効くそうですが、同じ効果のある半身浴を毎日15~20分。 ぬるめのお風呂に入ります。湯が冷めないように半分ふたをしたまま入る。 のどが渇いた時のために水を持って入っています。以上の方法を根気よく実践していくうちに、足のむくみもとれ体調も回復してきました。「冷え」を感じたら上記の方法を1つでも試してみてはいかがでしょうか。もちろん、冷え対策に鍼灸も有効です。関元、三陰交など体を暖める作用のあるツボもあります。夏の冷えに注意して、健やかな夏を過ごしましょう。