いつもの時間になっても颯人からの電話がない。
「もしかして、嫌われたのか?!」
急にとてつもなく不安になった。
今までは、颯人からの電話を待つのは平気だった。
掛かってこなくても、気にもならなかった。
だか、今日は不安で不安で泣きそうだ。
「また電話してもいい?」
そう聞いた私に
「いいよ(o^∇^o)ノ俺も掛けるし!」
そう言ってくれた颯人。
さすがに
「もう電話しないでくれる?」
とは、言えなかったのかもしれない。
そんな事を考えていると、ドンドン不安になって行く。
電話を掛けようか迷って居ると、携帯が鳴った。
「もしもし??」
「あっ!咲ちゃん?まだ起きてた?」
颯人だ!!(´▽`) ホッ
「起きてるよ!今日は遅いね?どうしたの?」
「あ~!今日は棚卸しで残業だったんだ」
颯人のいつもと変わらない声を聞いて安心する。
「いつまで経っても連絡ないから、もしかして私嫌われたかと思ったよ!」
「そんな事ないよ?なんで??
あっ!咲ちゃん俺の事好きになったんだろ??
だから電話がないだけで不安になってたんだろ( ̄▽ ̄)」
「そんな事ないよ?別に颯人と付き合ってる訳じゃないし!」
精一杯の減らず口を叩いた。
それからまた少し話しをした。
また一緒に遊ぼうって約束をした。