あるかたのブログでふと思い出したのですが、ユダヤのカレンダーでは、今夜が、エルブ・ティシャ・ヴェアブなのですね。
エルブとは前夜。ティシャは数字の9。アブは月（陰暦5月）の名。
つまり明日（今夕から）が、アブの月の9日。
なんの日かというと…。
紀元前、バビロンによってエルサレム神殿が破壊された時が、この日だったのでありますね。
紀元後70年、奇しくも、ローマによってエルサレム神殿が破壊された日も、ちょうどこの日だったのでありますね。
ですから宗教的なユダヤ人はこの日、断食などをもって哀しみ、悔い改め、メシア統治到来を待ち望む日として、聖別されているようであります。
ところで、イスラム教徒もユダヤ人の暦をよく知っているんですよね。
知っていて、わざわざユダヤ人の大切にしている日をめがけて、大きなテロを行って来た近代歴史がありまする。
アミルさんもニュース記事で触れておられましたが、イランやヒズボラがこの日に焦点を当てて、なんかしでかすかもしれないということで、とても警戒なさっておられ、祈りの要請が発信されておりました。
イスラエルが正しいからということではなく、彼らが主の名を呼ぶ約束の民だから、わたくしは彼らの守りを祈りまする…。
信仰の民を、恵みで、顧みてください…。