kakkamax※

古代の兵法書《呉子・励士第六》にこう書かれている。

「いま、一死賊をして壙野に伏ふせしめば、千人がこれを追おうも、梟視狼顧せざる莫なからん。」
いま、一人のテロリストがジャングルに隠れていたら、千人の捜索隊を出してもおっかなびっくり、徹底的な追及はできないだろう。

「何なんとなれば、その暴、にわかに起こりておのれを害せんことを恐おそるればなり。」
その理由は、テロリストが突然、不意打ちをして自分が殺られるのでは、とみんなが恐怖するからだ。

「是ここを以もって一人、命を投ぜば、千夫を懼れしむるに足る。」
このようにひとりのテロリストが動き回ったら、千人の武装兵を釘付けにできる。

古代ではなく、情報化した現代社会はいきなりの野蛮行為や破壊、感染には脆弱だ。
刑罰や規制を厳格化する以外に、恐怖を克服する方法があるだろうか。

特にディズニーリゾートには厳しいゲストの選別を強いられざるを得ないだろう。
つまりはワクチン・パスポートか陰性証明システムの活用だ。
避けて通ることはできない。