投稿写真

歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)がテレビ朝日の独占インタビューに応じた。

 インタビューは麗禾ちゃん、勸玄君と一緒に成田山新勝寺で豆まきをした3日に行われた。麻央が退院したことで2人の子供は「いや、もう元気」と、母親と一緒にいられることで一層パワーアップしていると笑顔で振り返った。

 退院後は、放射線の影響で食事を摂ることも辛い状況だったようだが「大変なんです。放射線というのはなかなか難しいもののようで」と、隠すことなくコメント。

 インタビュアーの羽鳥慎一アナウンサーが「麻央さんが、『いつまで生きられるんでしょうか』という質問をお医者さんにされたと。そういうことを言われたっていうのを、どういう風に…」と、麻央が“余命”について聞いていたことを質問すると、海老蔵は、「やっぱり戦っているんです。人って病気になったら弱る面もあるじゃないですか。一生懸命頑張っていてもへし折られることもある。そんなときに不安というものと戦って、そういう言葉を発したんでしょう」と麻央の心情を思いやった。

 そんな麻央のために海老蔵が自ら作った酵素風呂についても言及。麻央も時々酵素風呂に入る姿をブログでアップしているが「病気だと汗をかきづらい。でも汗かいたから、非常にいいかなと」と手応え。麻央のブログについても「書くことで気分が紛れる部分もあるし、励ましの言葉を頂戴することで元気が出る部分もある」と、ブログを書くことが麻央にとって、いい影響を与えているのではと推測した。

 羽鳥アナから、改めて麻央の強さを聞かれると、海老蔵は迷わず「ぶれないですよね」と答えた。「弱音を吐くこともあるけれど、忘れる瞬間を作れる強さがある。家族みんなの明るさ含め、彼女の持っている根っからの明るさも含めてでしょうけど。もちろん、常に痛みもあるが、それを忘れて楽しんで、くだらない話で笑っていることがある」と、常に明るさを忘れない麻央の姿勢に敬意を表した。

 麻央の存在について「いるだけで違う。何かして貰うわけじゃないけど、いるだけで違う」としみじみ。
最後に家族でやりたいことを聞かれ、
「4人で手を繋いで家の目の前の公園に行ったり、好きな物食べに行ったり、ディズニーランドに行ったり…」と普通の家族と同じ、普通の夢を語っていた。

(デイリースポーツ 02/07 10:10)