山の里加子母。今朝は雨が止んでいます。このまま

梅雨明けへと進んでくれればいいのですが・・・。

 

今朝放映されたNHKの朝ドラ「なつぞら」は、声優たち

がアニメの画面を見ながら「音入れ」をする場面。

 

作品の完成を喜ぶアニメーターなどの若者たち。それ

までの苦労が偲ばれるシーンでした。

 

「なつそら」のテレビ画面を見ながら、放火事件に巻き

込まれて多数の死傷者をだした京都アニメーションの

人たちの悲しみ、苦しみ、悔しさを考えて、胸が締め付

けられる思いがしました。

 

昨日、入院中の方が亡くなって死者が34人、重軽傷

者が35人という大惨事に。改めて放火犯人に対し憤

りがわいてきます。

 

閑話休題

 

18日、私が所属する地域の老人クラブの七月例会が

ありました。

 

この日は、当地唯一の寺である曹洞宗萬燈山法禅寺

の和尚さんの法話を聞きました。

 

 

法話に先立ち和尚さんの先達で、「般若心経」一巻を

唱えました。

 

 

テーマは「曹洞宗と道元」。中国での修業を終えて帰国

した道元禅師は越前福井の山中に永平寺を建立して、

曹洞宗を広めました。

 

当地の葬儀では、お通夜式の際曹洞宗の教えを説いた

「修証義」を参列者が全員で唱えます。

 

修証義は道元が著した「正法眼蔵」を分かり易くしたもの

で、曹洞宗の教本といえるものです。

 

曹洞宗の花は「梅の花」。道元が中国で修業した寺で咲

いていた花とのことです。(下の写真は、我が家のウメの

古木がつけた梅の花です)

 

 

 

この日の法話では、曹洞宗の総本山が「永平寺」と「総持

寺」の二つがあることのわけなど、興味深い話を聞くこと

が出来ました。

 

*撮影日=2019.7.18