『めぐりあいの ふしぎに てをあわせよう』

(坂村真民)

 

 

 

 

四月は学校や幼稚園保育園の入学の時期です。

 

 

 

 

本願寺へも、個人で、あるいは関係学校から新入生そろって、お参りに来て下さいます。

 

 

 

 

自分で選んだ学園に入学した方もあり、そうでない方もありましょう。

 

 

 

 

それぞれに、恵まれた縁を大切にしていただきたいと願っております。

 

 

 

 

現代日本の社会では、自主独立、自己責任ということが重要視されます。

 

 

 

 

それも、もっともですが、よく考えてみると、人生はそれだけでは無いことに気が付きます。

 

 

 

 

良いこと、良くないこと、自分で選んだというよりも、向こうからやって来た、恵まれたとしか言い表せないことがあります。

 

 

 

 

その中に、素晴らしいことを見付け出せるならば、生きる喜びは大きく深いものになりましょう。

 

 

 

 

そのためには、自分にとって都合が良いかどうか、損か得かという利害を超えたところに、大きな願いがはたらいていると気づくことが大切です。

 

 

 

 

目先の事には役立つとは限らないけれども、いつも私のいのちの根本へ喚びかけていて下さる南無阿弥陀佛に育てられ、導かれて、共に手を取って歩みたいと思います。

 

 

 

 

~ あけぼのすぎ 浄土真宗一口法話  大谷光真 ~

 

 

 

 

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『内に目をむければむけるほど 外の世界が広がって来る』

(鈴木 章子)

 

 

 

 

今日、青少年の様々な問題が目立つようになりました。

 

 

 

 

気になります事の一つは、人生をまじめに考えることを、暗いとか、ださいとかいって、おとしめるような風潮があることです。

 

 

 

 

一日中明かりをつけて、夜の闇を忘れてしまったり、清潔ばかり強調して、表面を飾る世の中になってしまったからでしょうか。

 

 

 

 

 それには私達、大人の生き方も深く関わっています。

 

 

 

 

 心に暗い闇を抱えて生きる私のありのままの現実をごまかしたままで、しっかりとした人生・こころ豊かな人生を歩むことはできません。

 

 

 

 

 阿弥陀如来さまの広いお慈悲のおこころは、私の総てを受け容れて下さいます。

 

 

 

 

暖かい部屋ではコートを脱ぐように、阿弥陀如来さまのお慈悲の中ですから、心を閉ざす必要はありません。

 

 

 

 

ありのままの私を認めますと、あらゆるいのちの繋がりが親しく感じられます。

 

 

 

 

皆、阿弥陀如来さまの光を受けています。

 

 

 

 

 南無阿弥陀佛とお念佛しつつ、共に、手を取って歩ませていただきましょう。

 

 

 

 

~ あけぼのすぎ 浄土真宗一口法話  大谷光真 ~

 

 

 

 

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『人生は 如来にあわせていただく 道場である』

(梯 実圓)

 

 

 

 

 

私達は、毎日、様々の事柄に出会います。

 

 

 

 

よく似たこともありますが、初めて出会うことがらも、少なくありません。喩えると、応用問題の連続です。

 

 

 

 

それも、答えが一つあるのか、二つあるのか、さらには、答えがないのか、という問題です。

 

 

 

 

ですから、理屈は通っても、相手に納得してもらえないこと、我が身が納得しないこともあります。

 

 

 

 

この世の、人間の考えだけで解決することはまことにむずかしいことです。

 

 

 

 

そこに、人間の計らいを超えた広い世界、阿弥陀如来さまのお慈悲が働いていて下さることに気付くとき、難しいながらも、力強く生きる道が開かれます。

 

 

 

 

この世のことに一生懸命励むほど、阿弥陀如来さまのお慈悲が有り難く受け取れるのではないでしょうか。

 

 

 

 

何時でも、何処でも、私を支えていてくださるのです。

 

 

 

 

お念佛申しつつ、阿弥陀如来さまに、励まされ、あるいは誡められて、共に、歩ませていただきましょう。

 

 

 

 

~ あけぼのすぎ 浄土真宗一口法話  大谷光真 ~

 

 

 

 

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