心の健康を保つために心がけていることがあります。

それはインプットとアウトプットのバランスです。カウンセラーとして相談者のお話を聞くことだけでなく、各種セミナー講師も大切な仕事の1つですが、それを行なっていくにはインプットは不可欠です。

 

では、インプット、言い換えれば勉強すること、色々な場所に行って見聞きすること、体験することだけで充分なのかと言えば、それが自分の身に付く過程ではアウトプットすること。つまり実践してみることが必要なのです。

 

相談者の多くは

「どうすればいいですか?」

と尋ねられますが、助言を受けても実践しなければ、自分にとって有益かどうかはわからないのです。

 

つまり、聞いただけのことは忘れるのです。

私の場合セミナー講師をする時、同じようなテーマで話す場合も毎回伝えたいことを文章におこします。それをあとで読み返した時、自分でもピンとこないこともあれば、毎回必ず使っている言葉もあります。

 

ピンとこない内容というものは、大抵、セミナー直前に調べて付け加えた言葉で、その時以降カウンセリングでも実生活でも役立っていません。

 

心のバランスを保つとは、「理想とする自分」と「現実の自分」がある程度重なっている状態だと言えます。

 

現代人はインプット過多になりやすいので注意が必要です。

ネット社会はいつでも手軽に多くの情報をインプット可能にしました。

「どうすればいいですか?」

の答えは無数にあります。

 

しかしながら、どんなに時代が進んでも自分にとっての正解は自分が実践しなし限りその答えは見出せず、考えているだけではダメなのです。

 

私の癖ですが、もともとインドア派ですし、一人で過ごすことが好きなので、憂うつな気分の時は、ひきこもります。好きな映画を観たり、本を読んだり、至福の時でもありますが、ある線をこえると

、出かけることが億劫になり、人と会うのが嫌になり、お洒落にも興味をなくす。

 

その結果、落ち込み、物事を悪い方向に考えてしまう負のスパイラルに陥る危険性を知っているので、あえて、軽い予定を入れて、アウトプットモードに切り替えています。

 

今日は、友人のお誘いで周南市にセミナーを聴講しにきました。新しくなった徳山駅ビルの一階のスターバックスで駅前の景色を眺めながらブログ更新をしています。他人の話を聞くことはインプットですが、そのあと感想を話し合ったり、話し方のテクニックを得て自分ごとに活かす方法を考えて実践する部分はアウトプットです。

 

来月には大きな研修を予定していて、そこでは自分自身が発表もしないといけないので、準備運動も兼ねています。

 

心のバランスの保ち方、自分なりに実践してみましょう。




引用元:心のバランスを保つ