青森県にある、道の駅いなかだての朝です。


これから、八甲田山中の標高925mに位置する温泉百選の酸ヶ湯(すかゆ)温泉へ行きます


酸ヶ湯温泉は、約300年の歴史があり、昭和29年に国民保養温泉第1号の指定を受けています。


酸ヶ湯温泉の正面駐車場🅿️にキャンピングカーを停車しました。


入浴料金は1000円です。
奥様はキャンピングカーでお留守番です。


先ずは玉の湯に入ります。玉の湯の内風呂は3~4人が入れる程の小さい湯船です。


手のひらを湯の表面から30cm程沈めると、白濁湯で見えなくなります。


湯温は、ヒバ千人風呂より玉の湯が一番高く、身体が温まります。


朝9時を過ぎたので、ヒバ千人風呂へ行きます。


テレビでしか見た事がないので、ヒバ千人風呂が楽しみです。


歴史ある木造建築のヒバ千人風呂のある建屋の大きさは、約25m×30m程です。


熱の湯で身体を温めます。
四分六分の湯は想像していたより小さく感じます。
湯龍(ゆたき)をしっかり浴びます。


酸ヶ湯温泉は、後生掛温泉と良く似た温泉でした。


昼食後、紅葉の始まった山道を走り、温泉百選の蔦(つた)温泉に向かいます。


蔦温泉は、「源泉掛け流し」では無く、ぷくぷくと足元の底板から湧き出す「源泉湧き流し」の温泉です。楽しみ~。


蔦温泉は平安時代から続き、約千年の歴史があり、アントニオ猪木さんの石碑が有ります。


入浴料金800円を払い、温泉内へ進みます。


久安の湯は、今の時間は女性専用です。
奥様は、満足されたご様子です。


男性は泉響の湯へ進みます。
脱衣所から湯船の引戸を通り、木造階段を半分降りた時、薄暗い湯船から私を凝視する方がいます。

む?ん? 見覚えのある顔ですが、此処は東京から遠く離れた青森県の山奥の一軒宿です。知り合いが居るなんて、そんなバカな。


やはり昨年定年退社した会社の先輩でした。
彼とは、長年一緒に海釣りや、ゴルフや、麻雀等を楽しんだ間柄です。

定年退職者の多くが再雇用制度で働き続けるのに対し、私と彼は「遊び」を優先しました。


蔦温泉のお湯は透明で、肌触りは柔らかくて気持ち良い温泉でした。


奥様のリクエストにより、蔦温泉から、久し振りに奥入瀬渓流を目指します。


10年程前に奥入瀬渓川へ来た時は、車で道は渋滞し、多くの散策の人が居ましたが、今日はスレ違う車もまばらです。


奥入瀬渓流沿いの、木々は黄色く、渓流は白く、青く輝いています。


奥入瀬渓流沿いは木々が陽射しを遮っていましたが、十和田湖畔は眩しい陽射しです。


湖畔の店前に近付くと、お店への客引きおばさんが道路の真ん中で傘☂️を広げて、おいでおいでの手招き攻撃です。


秋田県の発荷峠から十和田湖を眺めた後は、のんびり道の駅かづのに進みます。


今日は温泉贅沢をさせて頂きました。

本日の行程 Google

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