毎日殺人的な暑さに見舞われている奄美ですがいかがお過ごしでしょうか?
早いもので今シーズンの出荷を8月を待たずに終了ということになりました。
不作の上に収穫時期も早い異例ずくめのシーズンを振り返って改めて農業簡単じゃないなぁと実感しています。
(6月26日撮影)
こういう画像は見栄えのするところを選んで載せるので沢山実がなってるように見えるのですが😅実際箱に詰めてお客様に届けられるのは全体の7割くらいでしょうか。
傷物はアウトレットでも販売しますが、やはり高い送料を負担していただくので厳選するとどうしても販売出来るものは限られてきます。
不作の影響で折角ご注文頂いたお客様に一部お断りをさせていただいたのがずっと気になっています。
それでもなんとか地元で普段お世話になっている方を中心に何とかある程度お応え出来たかなという実感はあります。
まずは地元に愛される農園でありたいという思いもあるので、お応え出来なかった新規のお客様、県外のお客様、レストランやジェラート屋さん本当に申し訳ありません。
来年は今年のような事が無いよう万全の手入れをして、ご注文に100パーセントお応え出来るように準備をしていきたいと思います。
お断りをさせて頂いたお客様ま含め、沢山お問い合わせ頂きありがとうございました。
ハウスのマンゴーは定植して今年ちょうど10年になります。
土は肥料を使わずに雑草と残渣で地道に育てて来ましたが、今年は土質が飛躍的に成長したように見えます。
「土が成長する」なんて表現は聞き慣れないとおもいますが、肥料を入れずに管理していく過程で徐々に地力が上がっていく様子はまさに成長するという表現がしっくりくるんじゃないかと思います。
土に対する考え方としては作物に働きかけるのではなく、土壌の生き物達の環境を整えてあげるというスタンスです。
細かい管理については書ききれないのですが、土は生物達の集合体。呼吸をするし、成長もするというのが自論です。
圃場は既に来年に向けて整っているので、まずは今年の課題だった良質な花芽をつける枝づくりに集中したいと思います。
世界一美味しい(大袈裟?)マンゴーと最高の笑顔がお届け出来るように今後も頑張ってまいりますので来年もおざき農園をよろしくお願い致します。