おおとり駆の城日記

明日の夜は 何国の誰か ながむらん なれし御城に 残す月かげ
新島八重


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「本丸御殿」

名古屋城本丸御殿はもともと初代藩主・義直公の住居用かつ藩の政庁として慶長20(1615)年に建てられましたが、三代将軍 家光の上洛以降、本丸御殿は将軍用となり、藩主は二之丸御殿へ移りました。
その後、江戸時代には増改築を重ねながらも明治維新、そして昭和まで本丸御殿は現存していましたが、昭和20年5月、空襲のため、天守とともに焼失してしまいます。
戦後、昭和34年に大小天守は鉄筋コンクリート造で再建されますが、本丸御殿跡は長い間礎石のみが残る本丸広場にすぎませんでした。

平成20年から復元工事がはじまり、第1期、第2期工事を経て現在は第3期工事が行われています。来年の3月には上洛殿が増築され、着工から10年目にして寛永期の本丸御殿が完全復元されます。


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車寄
ここは江戸時代将軍のみが入ることができた玄関です。
もちろん現在も一般の見学客はここからはいることはできません。破風金具や懸魚には葵の御紋が光っています。
屋根は薄い板を重ねた杮(こけら)葺となっています。

中に入るとまだ新しいヒノキのにおいがします。木曽から切り出した天然のヒノキがふんだんに使われています。

御殿の中は部屋ごとに異なる題材で襖絵や床の間絵が描かれていますが、特に玄関の四方の壁や襖には来訪者を威圧するような虎や豹の絵が描かれています。
幸いなことに襖絵などは空襲前に取り外されて疎開していたので、燃えることなく現在も大切に保管されその多くが重要文化財となっています。
現在本丸御殿に展示されているのは当時の絵師が使っていた素材や技法を研究・分析し、忠実な模写により復元された襖絵です。


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狩野派の絵師による「竹林豹虎図」


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対面所の天井は黒漆塗りの二重折り上げ格天井と呼ばれる最も格式の高い天井です。


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来年完成予定の上洛殿


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「清正石」
本丸東門付近にある名古屋城内最大の石材です。
加藤清正の名前がついていますが、実はこの付近の普請を担当したのは
黒田長政(官兵衛の息子)だったのに、なぜ清正公の名前がつけられてしまったのか・・・さぞかし長政としては面白くないでしょうね。


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「大天守と小天守」
名古屋城の天守は「連結式天守」といって小天守と大天守が渡り廊下で繋がれています。
築城時もそうですが、現在も小天守を経由しないと大天守には入れません。

先日訪れた姫路城は石垣15m、建物31m あわせて46m、
名古屋城の大天守は石垣19m 建物36m あわせて55m、
実に姫路城より10m近く高いのです。
天守、本丸御殿等をはじめとした建造物がが戦災で失われていなければ間違いなく姫路城と並んで世界遺産だったはずなのに残念です。

金鯱とともに名古屋城天守の特徴でもある緑色の屋根は銅瓦がさびて緑青(ろくしょう)となったものです。
銅瓦は建物の軽量化、耐火性に優れていたため、名古屋城のほか、江戸城、徳川大坂城などにも使われていました。
現在緑の瓦を見ることができるのは再建大阪城と弘前城ですね。
弘前では寒冷地であったために銅瓦が採用されました。

 

{1075D644-9995-41E4-8613-A23C61CA34EC}大天守から北側
名古屋城には水堀が意外と少なく、北側と西側の一部だけが水堀として
残っています。

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昭和20年5月14日の大空襲によって焼失したあとの天守台。
ふたたびこの石垣の上に木造天守が建てられるのでしょうか。

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大天守石垣

清正公の手による扇の勾配。先日見た姫路城に比べると高さもカーブもすごいです。
美しいだけでなく、石の重みや土の圧力が分散され、強度に優れます。


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御深井丸の中にある木材加工場、原寸場見学場
本丸御殿の復元にあたって木材の加工の様子などが見学できるようになっています。

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正門前のマンホール


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三の丸(外堀)あと
現在も大きな空堀が残されています。

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名古屋城をモチーフとした愛知県庁



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