愛する息子へ | SLE.クローン病.後天性免疫不全症.バセドウ.繊維筋痛症.症状精神病.子宮頚癌、卵巣嚢腫.子宮繊筋症等

SLE.クローン病.後天性免疫不全症.バセドウ.繊維筋痛症.症状精神病.子宮頚癌、卵巣嚢腫.子宮繊筋症等

2012年ようやく全身性エリテマトーデスと診断がつく。繊維筋痛症、クローン病、バセドウ氏病、子宮頸がん(術後5年経過)、子宮腺筋症、卵巣嚢腫、子宮内幕増殖症、ステロイドによる症状精神病です。メニエール病も併発。大学病院通院中

母から◯◯◯へ。

ずっと
お母さんの思いを全面に出して
これまでの人生を決めてきてくれて
ありがとう。
それから
そんなことをさせてしまったこと、
こころから申し訳ないと思います。ごめんなさい。

お父さんのことも
憎い訳じゃ決して無くて
誰かのせいにしたり
誰かを標的にすることで
お母さんはこの家に居られたのかな、と
そう思っています。
段々、変わろうと努力をし、
お父さんを認めるよう
いつも気をつけていますが、
たまにまだ
ああやって
怒鳴らないとおさまりがつかないお母さんがいて、
お父さんにも、◯◯◯(息子)にも、◯◯(娘)にも、
申し訳ないと思っています。


就職の件ですが

正直に話すと
岡崎(主人)のばあちゃん(主人の母)に
相談していました。

岡崎のじいちゃん(主人の父)は昔
北海道大学に合格し、
北海道に行こうと駅にいき、
見送りに来た大きいばあちゃん(主人の父の母)が
泣いてじいちゃんを引き止めたそうです。
行かないでくれ、と
親のエゴを押し付け
じいちゃんは二次試験で名古屋工業大学に入りました。

本当は
北海道大学で気象の勉強をし、気象庁で働きたいという夢を持っていたそうです。

そして、あなたのお父さん。

岡崎の大学の推薦を貰える話があり
そこに決めたそうですが、
大きいばあちゃんが
名門校じゃ無い大学だから、
恥ずかしいから
来ないでくれ、と
ばあちゃん(主人の母)から◯◯(主人)に伝えるようにいわれて、ばあちゃんは◯◯(主人)に伝えました。
お父さんは
その道をあきらめたそうです。
お父さんは一晩中泣いていたそうです。

それでも、
そうやって犠牲をはらって
またあらたな道を
じいちゃんもお父さんも見つけました。

その選択が良かったのかどうかはわからないけれど、

じいちゃんは北海道大学を諦めたお陰でばあちゃんとであって
いま、ここに
◯◯◯(息子)や◯◯(娘)がいる訳です。

どの道を選んでも
きっと
それは
間違いでは無いのでは?と思います。

お母さんがあなたに伝えたい事は3つ。

身なりをいつも清潔に
安定した仕事に就いてほしい。
ずっと健康でいてほしい。

肝臓を悪くするにはまだ早すぎます。
引き返せるところにいることに感謝して
ダイエットを真面目に取り組んでほしい。
今やらないと
もう、あなたは
やらないとお母さんは思います。
これは、改善するまでうるさくいい続けます。


話がそれましたが
就職の件。

お母さんの願いは「安定」です。
きちんと社員を思い遣ることが出来る基盤のしっかりした会社に籍を置いてほしい。

福利厚生。
退職金、
賞与。

生きていく上で
お金って本当に大切なものです。

勿論お金より大切な物は何なのか、
◯◯◯(息子)はよくわかっていることと思うけれどね。

◯◯◯(息子)の人生。

いま、お世話になっているバイト先を就職先にすること、
お母さんがそれを反対したこと
反省し、撤回します。

◯◯◯(息子)自身がどうしたいのか。
どんな仕事に就きたいのか。

自分で選んだ仕事が生涯の拠り所となるように、
しっかり考えて決めてください。
そして、生きていきなさい。

いつまでも
どこに居ても

◯◯◯は変わらず可愛いわたしの息子です。
どの選択をしてもそれは間違いじゃ無い。
きっといい方向に進むと
ばあちゃんが言っていたし、おかあさんもそう思うよ。

だから
この先の人生は色んな人の意見を聞き、自分の足で沢山調べて
後悔することがないよう
覚悟を決めて。
自分で選択しなさい。

以上。