父のこと。 | SLE.クローン病.後天性免疫不全症.バセドウ.繊維筋痛症.症状精神病.子宮頚癌、卵巣嚢腫.子宮繊筋症等

SLE.クローン病.後天性免疫不全症.バセドウ.繊維筋痛症.症状精神病.子宮頚癌、卵巣嚢腫.子宮繊筋症等

2012年ようやく全身性エリテマトーデスと診断がつく。繊維筋痛症、クローン病、バセドウ氏病、子宮頸がん(術後5年経過)、子宮腺筋症、卵巣嚢腫、子宮内幕増殖症、ステロイドによる症状精神病です。メニエール病も併発。大学病院通院中

あたしと父は顔をあわせても会話をしません。

あたしが父に話し掛けないし、避けているのを感じ取った父もあたしに話し掛けないのだと思います。


幼稚なところを持ち併せていて、自分に甘く他人に厳しいところがあり、そういうところが昔から大嫌いでした。

母には未だに暴言を吐きます。

人に何か言われたり指摘されたり、指示されたりするのが嫌いです。
素直に受け入れて、改善しようとかいう気持ちもありません。

母が何か頼み事をすると、
素直に助けたことがありません。
必ず一言、二言文句をいい、
それでおさまらなければ暴言を吐きます。
助けるのはその後です。
黙って引き受けるなんてことは皆無です。


昔はもっと酷かったです。
暴言でおさまらず、机をひっくり返したり、炊飯器をぶち壊したり。

それでおさまらないと、あたしや母を殴りました。



母は、あたしが3つの時から夜の仕事に出ていたので、
母が居ない夜は地獄でした。

しつけや叱りではなく、
父は感情のあるがままをぶつけてくるので、
小さいながらにも

反抗心を持っていました。


小学生だったあたしや姉にお金を借りて
パチンコや飲みにも出掛けていました。

だから両親ともに夜居ないこともザラでした。

母が居ないのは寂しかったけど

父は居ない方がよかった。


たまに魚釣りに誘われる時がありました。

一人では寂しいからあたしを誘うのです。

だけど、まだ小学生だったあたしに竿を持たせて一緒に釣らせてくれたことは数回だけ。
それも一度いわに引っ掛けたらおしまいにされてしまいます。
一緒に楽しもうという考えはなく、
また、釣を教えてあげようという考えもありません。
ただ、居ればいいのです。

夜中過ぎまで続く釣り。
釣り場所をかえるため、父は目に見えない距離にいます。

あたしは夜中まで、何時間も一人で岩壁で過ごすわけです。

海釣りはまだよかったです。

川釣りの時は、
山の中の岩の上に何時間も放置されます。

ほんとに、ほんとに、嫌でした。



愛されていた記憶がありません。


姉は頭がよく大人しく
成績はいつも学年トップでした。

あたしは口笛
勉強大嫌いで、遊んでばかり。成績も良くなかった。

ある日、算数の面積の求め方がわからず、
父に教えてもらうことになったのですが、

とにかく怒るんです。
怒るから、間違えたらまた怒られる滝汗で頭に入っていかないし、で、解けない。

で、殴る。

で、最終的には「体ばかり成長しやがってムキーッ、脳みそは小さいままやんかムキーッ
と捨て台詞はかれました。

この言葉、30年経った今も忘れていません。

一度母と姉と3人で姿をくらます話しもしました。
母が泣きながら
「3人で逃げよう?」といいました。

当時、彼氏がいた姉が反対しあえなく断念。



父が丸くなったのは(丸くなったといっても、暴れたり殴ったりしなくなったということです)
あたしが17歳のとき。


何があったかは割愛いたしますがグラサン

原因はあたしにあり。
あたしが招いたことで大変な事態になり。

で、
あたしは
父に殴られたくないいっしんで家を出ました。




17歳で夜に
ヒッチハイクとかしました滝汗


初めは、ヒッチハイクで付き合っていた彼のところへ逃げましたが(掴まえたトラックで1時間の距離)

母に連絡をとったところ


もっと遠くに逃げなさい
殺されるよ、何するかわからんよ、
はやく逃げなさい

と、言われて、
北陸から
東北、青森県まで逃げました。

青森には母方の伯母さんがいます。


翌日、母が父に

話をしたそうです。

何をどう話したかわかりませんが

母と二人で青森まで迎えにきた父の顔からは
あの恐い形相は消えており

なにも言わず「帰るぞ」と言いました。

それ以来父が
暴れたり、暴力を振るったりすることは無くなりました。



しかし、
トラウマなのかなんなのか

未だにあたしは父が苦手だし、
父の自己中心的で甘えた根性が大嫌い。



そんな父から荷物が届きました


限られたお小遣いの中から
(月のお小遣いじゃ買えないくらいのものを)
こんなに沢山の食材を送ってくれました。


涙が出るし
胸は痛いしI




父は
気持ちはあるのに
それを実践出来なかったり
素直になれなかったり

それだけのことなんです。

あたしも父に似て
強情っぱりで素直になれないけど。

いつか、
許せる時がくるのかなぁ。


ありがとね。父さん。