色々考え楽しめた昨日のライブ | Pessimistic Optimist

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徒然の想いと出来事

昨日の、京都シルバーウィングスさんでのスリーマンライブは、多くのお客さんにも恵まれ非常に楽しめました!!

 

個人的には、どの曲もそれ也に演奏出来ましたが、1曲だけスターティングでのギターリフの輪郭が聞き取れず、入るタイミングを見失い、やり直しをするという醜態を晒してしまいました。

 

あってはならない事にも関わらず何故かそれ程のショックもなくこのアクシデントは仕方がないか~的に妙に割り切れ心乱れる事もなく、その後も普通に演奏が出来ました(;^ω^)

 

3バンドによるブッキングですし、集客面で心配していましたが蓋を開けてみるとビックリする程に集まってくださり、店内は、ほぼほぼ満席状態でした(@_@;)

 

そして来てくださったお客さんの方々は、知る顔の人達が一杯で私が認知した限りでは、過去対バンした事のある6バンドのメンバーさんが、それぞれ1~3人駆け付けてくれていて、客席のほぼ全ての人がバンドや個人で音楽活動をしている人達でした。

 

ひょっとすると、音楽活動をしていない、純粋にバンドライブを観に来てくださったお客さんは、我々のライブを観に来てくれた、長年のPainsファンの方と、ブログを通じて親しいお付き合いをさせて頂いている方の2人だけだったかもしれません(^-^;

 

スリーマンライブという事で集客面を早くから心配し意識して、積極的な広報活動をしてこられたVIVIDさんの、特にリーダーやボーカルchiakiさんの人徳や努力により、あれだけ多くの音楽仲間が馳せ参じてくれたのだろうと個人的には思っています。

 

それこそ、京都のアマチュア音楽シーンにおいて、VIVIDさんの存在はどんどんと重鎮的な影響力ある立場になってきていると、定期的に開催されるMIYABI FESの成功例も含め痛感します。

 

昨日の盛況なライブ実態をして改めて考えさせられる部分もありました。過去本気で、売れたい、ファンを増やしたい、という目標だけで月に何本もライブをしていたバンドを3つ程、リーダーとして運営していましたが、その時はそれこそアウェイの自バンドのお客さんは1人も居ない環境でもライブを演っていました。

 

西は徳島から、岡山、倉敷、姫路、神戸、そして東へ京都、滋賀、名古屋、静岡、新潟、福島、東京でのライブも経験していますが、その殆どがアウェイ環境で、悲喜こもごもの反応でした。

 

それらのバンドでは、1年9カ月で45本位のライブをやっていましたが、少しは箱のオーナーや見ず知らずの対バンに評価される事はあっても、所謂純粋なファンが増えていくという状況は結局どのバンドでも実現する事が出来ませんでした。

 

アウェイ環境でもめげずに平気で普段通りのライブをする、といメンタリティは育成されたかもですが、結果としての不毛感も、刻み込まれたという感じです。

 

結局当時もそうでしたが、集客に超うるさい箱に出演する際は、知人や音楽仲間に声を掛けまくり、無理矢理にでも、嫌われてでも来て貰うといった事を繰り返していた訳で、その内知人や友人も離れていくというバンドあるあるを多く経験してきました。

 

今でも、ライブを含めたバンド活動をする限り、例え1人でも、ファンになってくれる人に巡り会いたい、といった気持はそのままですが、実情はそうもいかず、というのが本当のところです。

 

かといって、同じく頑張っているバンド仲間との深い絆や相互関係を築きながら、仲間内だけとしても有機的な存在になっているかといえば決してそんな事は無く、改めて昨日のライブにおけるバンド仲間の皆さんが集まってきてくれる状況に感動しました。

 

VIVIDさんのリーダー・マッシーさんより多分、私の方が過去演ったライブ本数は多いのかもしれませんが、バンド仲間と呼べる人脈は全く無いに等しいですし、その差が現在、イベントを組めたり、昨日のライブの様な集客力を発揮する歴然たる差になっていると改めて痛感しました。

 

ライブ自体も楽しみながら、対バンのコーミッツさん、VIVIDさんの長丁場の演奏も存分に楽しめましたし、顔見知りの多くの来客者の皆さんとも、少しづつですがお話が出来、改めて考える機会も与えて貰え、非常に有意義なライブデイになり、昨日同じ時空間を共有してくださった皆さんに感謝したいです(^^♪

 

 

約2ヶ月半振りの Pains ライブもこんな感じで無事終えました