練馬区立光が丘図書館に来ました。
都立光が丘公園のなかにあり、
最寄り駅の都営大江戸線の終点「光が丘駅」からもちょっと歩くから
住民以外の人がちょっと行ってみよう、ってアクセスではないです。
光が丘団地ができたのに伴い、新設されたのは1995年。
それまでの練馬図書館から、
ここが練馬区の「中央図書館」となりました。
中央図書館にしては30年弱と歴史が浅く、
練馬区の古い地図などは練馬図書館の閉架にあるから
古い本はまだあちらに残っているのかもしれません。
ここで本を借りたのも、多分今日が初めてです。
(何かのイベントとかで行ったことはありましたが・・)
↑↓はネットからの画像
こういう吹抜けの館内は、30年前には超絶モダンだったでしょうが、
久しぶりにいったら、あちこち傷んでいて、30年の年月を感じました。
まあ、人のことは言えませんが・・・(笑)
地域資料は1階の奥のこじんまりとしたコーナーでしたが、
「掘り出し物」的な本を何冊かみつけ、
今日はけっこうな冊数を借りてきました。
そのなかの1冊がこれ!
本の背に黄色のテプラで貼ってある「ケーシー線」とは
上板橋~グランドハイツ(現 光が丘)までを走っていた「啓志線」のことで、
この本のなかにそれについての記述がありました。
中の目次にも出て来ないから、検索では絶対にひっかからないヤツです。
この本ははじめて知りましたが、
郷土資料とか都市論よりはエッセイ寄り、都市伝説寄りの
かなりユニークな本で、かなり面白そう・・・
ネットで格安のを見つけてポチったので、またこのことは書きますね。
「練馬区の沿革図集的な本」については、ずっと前から検索したり
他区の中央図書館で漁っていたので、目星はついていて、
自前で作っているのはこのあたり。
右の「ねりま50年の移り変わり」は、
1947(昭和22)年の独立からちょうど50年後の1997(平成9)年の
記念事業でつくられたもの。
だいたい「区制〇〇年」の周年記念誌で、役所が編集したものは
ページ数多くて豪華装丁であっても、もれなく
「予算がついたから、とりあえず作りました~」的な
「やっつけ仕事」のように思えるのですが、
この年のは(節目の年ということもあり)見ごたえあります。
①
②
③
上から①地形図 ②航空写真 ③街角写真による50年前と「今」
時間軸は2つだけの比較なんですが、
平成9年の「今」から、すでに27年経過しています。
つまり、令和の「今」から見ると、「77年前」と「27年前」なので
変遷、沿革といったものがうかがい知れます。
ある程度土地勘ある人がみたら、楽しめるかも。
そして、左側の「独立70周年」というのは、石神井にある
「ふるさと文化館」の企画展の図録です。
ここの企画展はいつも気になっていて、
特にとしまえん閉館時の展示は行きたかったんですが
「石神井駅からさらにバスに乗って・・・」
というアクセスの悪さに、行きそびれました。
(残念ながら、ここにはまだ一度も行ったことがありません)
きちんとつくられた図録を読むことができれば
別に展示をみる必要はないかもしれませんが、
いくらなんでもアクセス悪すぎ!
そういえば駅からすぐの図書館も、練馬区は少ないです。
ふるさと文化館の企画展図録、今日は下の2冊を借りてきました。
豊島園の閉館時には、
書店に「さよならとしまえん」みたいな本が何種類か平積みになっていましたが
ふるさと文化館編集の「思い出のとしまえん」は、ボリュームでもクオリティでも
さすがに群を抜いていました。
これだけは高価(1900円+税)でしたが、
それ以外の図録は、営利目的ではないので、コスパ最強ですね。
このことは、また別トピで・・・