パリオリンピックの女子ボクシングでの性別問題。

 

事の発端は、IBAの大会に出場しメダル獲得した女子選手が性別問題でメダルはく奪となったこと。

 

台湾とナイジェリアの2人の選手は、生まれてきた時から女性で女性器を有していますが、染色体として女性の場合はXX染色体となりますが、男性のXY染色体を有し睾丸も有しています。

 

あえて性器を記載したのは、いわゆるLGBT問題とは別の問題であるためです。

 

これは、ひろゆきさんも誤解し情報拡散をしていますし、このように誤解している人も多そうだからです。

 

女性がXY染色体だと、何が問題なのか。

 

一般の女性と比べると、テストステロン値が高く、これには筋肉を太くする作用があり、一般的な女性と比べると、筋肉が強くなります。

 

これを一般の女性が起こすには、ドーピングを行う必要があり、検査で発覚すればドーピング違反で失格となるでしょう。

 

また、見た目にしても女性より体格が良くなります。

 

筋肉が太くなれば、例えばボクシング競技ではパンチ力に差が出て、対戦する女性は恐怖を覚えるかもしれません。

 

そのため、今回のオリンピックで対戦相手がパンチを受けた際に恐怖を感じ、棄権しています。

 

ボクシングの場合、体重などでパンチ力の差をなくすために、階級別にしていますが、自分よりも数段高い階級のパンチを受けた印象でしょう。

 

IOCはその国が発行したパスポートの性別で、問題がないと判断したみたいですが、果たしてその判断で良かったのでしょうか?

 

スポーツは公平な状況で行い、怪我を未然に防ぐことも重要です。

 

LGBT問題と今回の性別問題。

 

これからの女子スポーツ界の大きな問題となりそうです。