自民党で発生したパーティー券問題。

 

阿部派は、政治資金収支報告書の過去3年分を修正しました。

 

これは、政治資金収支報告書の保存期間が3年と定められており、3年分を修正。

 

それに伴い、各議員の政治資金収支報告書も3年分の修正が行われました。

 

そもそも、保存期限3年があまりに短く、企業でいう損益計算書の一部の保存期限が3年という事実が酷いです。

 

また、政治家の政治資金収支報告書には多くの「不明」という文字が。

 

これは、収支が明確でない場合、「不明」と記載すれば、問題ないとなっているからです。

 

これも、企業や個人事業主が領収書を紛失し「不明」と記載すれば、税務署は許すことなく、支出は無かったものとみなされるでしょう。

 

政治家の場合、政治資金を個人や家族のために流用した場合は、本来の使用目的とは異なるので、罪に問われるみたいですが。

 

「不明」と記載すれば、大丈夫みたいです。

 

これは、かなりの「ざる」法案ですよね。

 

今回の事件を受け、政治資金管理者と議員の連座制も検討されているみたいですが、「悪意をもった政治資金管理者が、適当な管理を行い、議員が連座となることも考えられる」との反対意見も多いみたいです。

 

そもそも、そのような人を政治資金管理者に任命した任命責任もありますし、公判で管理が杜撰だった理由が明らかになれば、国民も流石に、擁護すると思います。

 

やはり、安部自民党が強すぎ、一強時代になるとこのような事案が発生しますね。

 

二大政党制に、日本もなってくれないかな?