脳出血で半身麻痺となり、更に骨折もしていらっしゃる方に遠隔施術を始めて、三週間と3日くらいになります。
写真を送って頂きそれで始めたのですが、三週間になる前に急に遠隔施術が不能となり、やむなく患者さんに連絡をとりまして、あらためて写真を送って頂き見て「ビックリ!」。
頭がすっきりするな調子が良いと言うことはメールの返事で知っておりましたが、見た目でこれほどまでとは思いませんでした。
別人?と疑ってしまうほどなのです。
通常大人の場合、写真での遠隔施術は変化が少ない一か月ちょっとがほとんど。
これほど変わってしまうと、さすがに写真による遠隔施術はできないです。
今回のその写真の変わりようをHP等に載せてはおりませんが、回復の経過などを含めて、先方の患者さんに了承が得られましたら公開できるかと思います。
ナルサワ自然療法院
6月下旬から7月初めにかけて日本を留守にして、海外施術活動に出かけました。
10人前後の方にさせて頂けたのですが、海外在住の日本人がほとんどで、一人だけ南米のご婦人。
右肩を手術で切除されていて、右肩から背骨全体の奥に痛みを絶えず感じていて、夜、寝ていても寝た気がしない状態で日々を過ごされている方でした。
最近、肺に癌が見つかり、放射線治療を受けるとのことでした。
私、、、こんなに大変な状況なご婦人こそ、身体の素晴らしい力の活かしがいがあると感じる少々へそ曲がり者。
気持ちが乗ってくると言いますと変ですが、とにかく笑顔を見たくなりうずうずするわけです。
3日間連続で致しまして、痛みの改善や気持ちが良くなりウトウトする姿が見られて、とても嬉しかったです。
今回の海外施術活動を手引きして下さった日本の友人が、通訳に入って頂きまして、症状の変化を教えて頂きましたので、ここに投稿できた次第です。
外国の人は、このご婦人だけでしたが、今後が楽しみです。
もちろん、施術させて頂いた日本人の皆さん、全員、お身体の症状が楽になり驚きと喜びの表情を見せてくださいました。
実に感謝であります。
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最近注目して取り組んでいることは、ロックを外すことと疲労の解放です。
ロックを外すことについては、前回の記事で広範囲の観点をもって望むことで、スピリチュアル的なことと時間制のことも考慮しての施術となります。
それと蓄積した疲労の解放は、蓄積したという観点で、すでに時間制を考慮したことになり、患者さんの心身が健康回復の軌道に乗りやすいのではないかと思います。
この二つの考え方をさらに推し進めていくと、施術時間の短縮と施術回数の減少、症状のぶり返しが減るのではないかと考えられます。
ヘルニアのような症状でお困りの方で、何回か施術をしまして症状はその場で楽にはなりますが、また戻った感じになる患者。
先の二つの考えを推し進めての施術では、戻る感じがあまりなく、良い方向へと段階が上がった感じがしますと仰っていました。
脊柱管狭窄症のお悩みの方も、足の指が良く動くと仰っていましたが、おそらく戻るような感じは少ないのではないかと思います。
腸に炎症を起こして高熱でうなっていた方が、疲労の解放の遠隔施術をメインとして行い、施術を行った直後くらいから急激に元気になったようで、その姿を見て、お医者様が驚きを隠せないようですと感想をもらいました。
いくつかの症例からも、非常に楽しみな取り組みができるようになったことをワクワクしてます。
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身体が自らを治すこと、つまり自己治癒というものは、絶えず働いているはずですが、この自己治癒を妨げる大きな要因は何であろうか?
トラウマ、心的外傷もその一つであることは間違いない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E7%9A%84%E5%A4%96%E5%82%B7
「心的外傷(しんてきがいしょう、英語: psychological trauma、トラウマ)とは、外的内的要因による衝撃的な肉体的、精神的な衝撃を受けた事で、長い間それにとらわれてしまう状態で、また否定的な影響を持っていることを指す。」ウィキペディアより
このトラウマ、心的外傷を考察してみますと、心身がロックを自らに掛けることと似ているように思えます。
耳の痛い言葉の一つに患者様の「数日、翌日、早ければ数時間で症状が戻ってしまう」ということです。
根本原因が取り除かれていないことによるものだと言えるのでしょう。
問題は施術者の意識、つまり根本原因の範疇をどのように捉えるかで、根本原因が心身に残ってしまっているのではないか?
一般的な整体/カイロプラクティックでは目に見える現象としての身体の歪みの解消、神経や経絡の滞り詰まりの解消に努めてます。
身体がロックを掛けていますと歪みを解いても、身体はその症状の発生時のことを記憶していて、その時に起きた現象等の問題が解かれていないので、歪みの状態に戻してしまう。
トラウマ、心的外傷におけるフラッシュバックと似ていないでしょうか?
身体のロックを外すことは以前からやっていましたが、トラウマ、心的外傷などの精神・見えない世界にまで範疇を広げてロックを外す、このことの重要性が腑に落ちてきました。
実際、腰痛の方に新しい考え方でのロックを外す施術しましたところ、良い結果をもたらして下さいました。
健康回復を見せて下さる患者さんの治癒力に期待大です。
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透析をしないとならない患者さんにとって、週の3日ほどを病院のベッドで拘束されることは、苦痛であると感じる方は多いのでしょう。
透析をすると、とても元気になるから歓迎してますと仰る方は、滅多にいらっしゃらないのではないでしょうか?
当院の遠隔施術を受けている透析をされている患者さん、かなり事情が変わってきているようなのです。
体調が良いことも手伝ってか、透析予定の時間前の早めに行かれて、同じく透析をしている方や看護師さん達と会話を楽しんでいるのだそうです。
以前は、透析が嫌で嫌で仕方がなかったようでしたが、最近は会話を楽しむ余裕ができたことで喜んで早めに出かけて行けるようになったとのこと。
季節も良くなり、お出かけの話が家族の話題になっているのだそうです。
透析を始めますと食生活をはじめとして何かと制約が生じますが、その制約もさほど気にならない、家族と同じ食事を取りながら会話も弾んでいるのだそうです。
そんな状態にまで回復しているとは、ほんとビックリです。(*^▽^*)
透析から何とか脱却することを義務付けると肩に力が入りますが、透析をすることが苦にならなく、生活を楽しめるようになることを目標にしますと、より良い施術ができるのかなと感じます。
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