化忌がとりついた星の判断

 

◆太陽化忌(甲年)計画性に乏しく軽率に行動します。近親男性(父・夫・息子)と折り合わず、心情が不安定になり、簡単に怒気を生じて言い争います。また失恋したり、眼の病気を患ったりします。

 

◆太陰化忌(乙年)言動に迫力を欠き、迷いためらって決定できません。長時間にわたって精神的苦痛にさいなまれます。近親女性(母・妻・娘)と折り合わず、さらに不動産や財務管理に問題が出ます。

 

◆廉貞化忌(丙年)心が鎖に深く結ばれて開きません。感情と情緒の浮き沈みが多く、トラブルやアクシデントが重なり、解決しようにもできない問題に変わります。酒色が原因でもめて散財します。

 

◆巨門化忌(丁年)自分の意見に執着して悟らず、トラブルや訴訟を引き起こします。しかも事後には後遺症が残ります。訳がわからない財の損失があり、心中に不平が生まれ、簡単に口論に発展します。

 

◆天機化忌(戊年)マイナス思考になり、つまらないことや未解決の問題をいつまでも追及します。計画と実現の差が大きく、約束や決心を突然に変更します。転んで手足に怪我を負うこともあります。

 

◆文曲化忌(己年)学習能力が悪く、文書、契約、担保、小切手、証券などでミスを犯したり、トラブルを招いたりします。水難事故に要注意です。父母の喪失に関係することもあります。

 

◆天同化忌(庚年)気をもんで執着することが多くなり、突発的な情緒の変化に襲われます。情緒の起伏が大きくなると、金銭のコントロール力と監視能力にまで悪影響が及びます。

 

◆文昌化忌(辛年)消耗の現象が生じます。文書、契約、担保、小切手、証券などでミスを犯し、法的トラブルに発展して刑罰を受けることがあります。父母の喪失に関係することもあります。

 

◆武曲化忌(壬年)偏屈になって人となじまず、頑固一徹で物事に対する処置は限度を超えます。財運はとても悪く、やりくりがうまく行かず、資金調達も困難で、借金が増えます。

 

◆貪狼化忌(癸年)刺激を追い求め、苦労を避けられず、酒色を貪り迷って災いを招き、感情運が不利を受けます。酒色が引き起こしたトラブルによって、失財や訴訟に見舞われます。