〜 ミニ・コラム 〜

 

 なぜ人の目を気にするのか?と調べてみると、子供時代の育った環境であったり、自信がなかったり、人の評価で自分の価値を見出している、などの原因が出てきます。それはそれで人の目を気にする原因だと思います。そんな中で、私はの動きに注目してみました。

人の目が気にならないという人は、自分が興味あること、目標物にしか視点があっていません。他の全てのものはピントがあっていなくてボケていたり、そもそも見えていません。「人なんかいたっけ?」という具合です。それはすごい集中力であり、何より素直です。一方の、人の目を気にする人は自分の視野に入るものは全てを把握します。「あそこに〇〇さんがいて〇〇さんと話してるな。それでもって、あそこにはあれとあれが置いてあるな。」といった具合です。言わば、レーダーのような状態です。

人の目を気にしない人は、ターゲットを見つけるとそこから目をはなしません。ガン見している状態です。反対に、人の目を気にする人は目があっちやこっちやキョロキョロしている状態です。要するに、人の目を気にする人は目を動かしすぎなのです。文字通り、「人の目を気にする=人の目を探している」なのです。どこかに目はないかキョロキョロ探している状態です。

 

   もし、人の目を気にする習慣を無くしたいと思う方がいれば、視点を目標物だけに集中するよう意識するのがいいかもしれません。以外に結構大変だと思いますよ。

世界というのは自分が認識するものだけでできています。人生が楽しくないと思う方がいれば、それは余計なものを自分の世界に取り入れすぎているのかもしれません。現代人は視覚で70%以上のものを認識しているのです。つまり、物理的に目を動かしすぎなのです。

 

 

【KAITON’S コラム記事】

 

 

KAITON (フリーライター)

高校で人生最大の絶望を経験。それをきっかけに視野が広がり始める。世界を知る中で、現代社会の限界に気づき、精神世界に人生の本質を感じる。一度は就職活動をするものの、また新たなるチャレンジ、内定を辞退し、本当の自分の人生を歩み始める。

コラム発信への想いは、こちらにて紹介しています。

 

 

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