急速なテクノロジーの発展から、今日では様々な機器、製品、サービスが製造され提供されています。スマホ1つで世界の人々とコミュニケーションがとれます。ロボットがロボットを製造し、人工的に生命を作ろうとまでしています。

 もう何でもありで、想像したもの全てが現実になりそうな世界です。
 
 

◇一歩立ち止まって考える

私には1つの疑問が浮かびます。
 
「そもそもこの技術発展、経済発展になんの意味があるのか?」
 
皆さんはどのような意見があるでしょうか?
 
『よりよい、安全で便利な生活を得られる』
『経済をより活性化できる』
『健康で長生きできる』
いろいろあると思います。
 
ですが、私が見てる視点はもっともっと広いです。人間が築き上げてきた社会の中だけで物事を捉えると、上記のような意見はある種の正論んです。では、もっともっと広い視野、生物として、あるいは地球や宇宙規模で考えた時にはどうでしょう?
 

◇人が持っているものを大切にする

人間という生物は、今のところ地球上で最も感情表現豊かな生命体だと思います。もちろん、他の動物が何を感じているのか私にはわかりません。しかし、人間のような表情1つで喜怒哀楽を表現できる生物がいるのでしょうか?
これほどの豊かな感情を持ち合わせているのは、神様からの1番の贈り物ではないでしょうか?
これを使わずして、活かさずしてどうするのでしょうか?
この感情、つまり精神を活用していくのが人間の課題であり本質ではないかと考えます。
 

◇仕事とお金の奴隷

一方の今現在、この経済社会を生き抜くために、人々は感情や精神を捨てているのです。そうしないと生きていけない世界だからです。
 経済社会はお金を持っていなければ話にならない世界です。お金のやりとりでしか物やサービスは得られません。ということは、お金を大量に持っていればいるほど沢山の物やサービスを得れることになります。その状況下にいると私たちはどうしても人より多くのお金を得ようとします。また、お金を得る能力がない人は、お金を持っている人を妬んだり恨んだりします。
もちろん、良い行いをしようとする人たちもいますが、そういった人たちより富豪が注目されます。
これは精神を活かした世界とは真逆の世界です。他を無視して自分だけを生かそうとしています。
しかし、生き物の中には必ずストップ装置が付いています。不自然な行動をとって道を外れないようになっています。だから、今の世界に生きている人はみんな心の中で、会社に行きたくないとか、自由に生きたいと思っているわけです。それでも無理に行動しようとすると、最後の制御装置が動き出します。鬱になったり病気になってでも体を止めようとするわけです。
もう辞めていいんですよ。
最初からその心、あなたの感情に従うのが自然なのですから。
 
 
では、具体的にはどういう社会が健全かというと、感情のままに生きる世界です。そんなの無理だと感じるかもしれません。確かに今の人間のレベルでは成り立たないでしょう。しかし良くなります。変化の始まりには混乱が付きものですから。
 
 
すごく中途半端ですが、続きはまた今度にしましょう。私は自分の感情に従って、今日はここで終えます。
 
 
 

【Kaiton's コラム記事】

 

 

 

 

KAITON(フリーライター)

高校で、人生最大の絶望を経験。それをきっかけに視野が広がり始める。世界を知る中で、現代社会の限界に気づき、精神世界に人生の本質を感じる。一度は就職活動をするものの、また新たなるチャレンジ、内定を辞退し、本当の自分の人生を歩み始める。

コラム発信への想いは、こちらにて紹介しています。