わたしには本当は女の子が生まれているはずでした。
結婚3年目、諦めていた時にみごもりました。
当時ナースをしながらの妊娠
むりをせず、少しずつ大きくなるお腹を触って喜んでました
時々出血してましたがすぐ止まるのであまり気にしてませんでした
馬鹿だね
ある日突然の出血
あわててかかりつけの産科にいきました
即入院
だけど出血はとまらず、あたしも高熱にうなされる日々
ここでは対応できないと、県最大の周産期センターに母体搬送されました
もうわたしは破水してしまっていました
わたしの子宮口にポリープがあること
それが妊娠とともに大きくなりすれて出血したこと
その出血が子宮にはいり感染していること
即子供はあきらめないと、あたしもあぶないこと
そして、どんな方法を使っても子供はうまれたとしても障害児になること
先生の言った言葉がわすれられません
こういいました
わたしは障害者を排除する気はありません
だけどこの子はどうがんばっても障害をもって生まれてきます
まだあなたには未来があります
今はまだ21週です
この子の分も次の子に想いをたくしてください
一晩ないたわたしはお産の形で産みました
360gの女の子でした
旦那はわたしの前では泣きませんでした
火葬しても骨すら残りませんでした
8年前の今頃の時期です
2年後、わたしは息子を身ごもり、次は子宮が出てきてしまい、
また母体搬送され、あの病院にやってきました
オペを終え、一般病棟に移ったあたしを
あの先生が会いにきてくれました
ここまできたら大丈夫だよって。
ちなみに女医さんです
それからも生まれた息子が脳内出血したりして大変だったけど
元気に大きくなりました
後遺症もなく。
いまでも時々あの女医さんをおもいだします
なんてきつい言い方をするんだっておもったけど
たくさんのいろんな人をみてきたから言えたんだろうな
感謝してます
天国の娘も元気で楽しくくらしていてほしい
お母さんも後からいくから
待っててね
うんとかわいがってあげる
娘のことはまだまだ余談がありますが
また後日
よかったら聞いてくださいね。
では