映画 『愛を読むひと』
(2008年のアメリカ・ドイツ合作映画)
監督はスティーブン・ダルドリー。
原作は、ベルンハルト・シュリンクの小説『朗読者』。
観終わって2か月以上経ってるけど、、、
良い映画でした!
忘れないうちに~
感想メモ残しておこう ^^*
『愛を読む人 朗読者』 日本版予告編
The Reader Movie Trailer
https://www.youtube.com/watch?v=isJ1C2ariTY
ネタバレするので、
見たくない方は、以下はスルーしてね
(ゝc_,・o)o☆♪“
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ケイト・ウィンスレット演ずる主人公ハンナ・シュミッツ、
脱ぎっぷりも濡れ場もすごかった。
タイタニックの時よりも演技力が増していて、別人と思うほど。
でも、難しい性格のハンナの人間性を赤裸々に表現できていて、適役だったと思う。
対して21歳下の恋人はマイケル・バーグ。
青年時代は、ダフィット・クロスが演じているが、
お坊ちゃん育ちで、真面目で穏やか。
若さゆえの苦悩と葛藤がよく表現されていたと思う。
成人してからのマイケル・バーグは
レイフ・ファインズが演じている。
弁護士となって結婚・離婚もし、
憂いを帯びた知的な大人の男性だ。
戦争で混乱する社会で、
恵まれない環境で育ったハンナは
懸命に働き、収容所の看守という責任ある仕事を選択した。
しかし、軍事裁判で、文盲であるということを明かさなかったせいで、有罪判決を受ける。
獄中でマイケルと面会中に
ハンナが口にする言葉、
It doesn’t matter what I feel. It doesn’t matter what I think.
The dead are still dead.
I have learned, kid. I’ve learned to read.
戦争の被害者は殺された人だけでは無かったんだよね。。。
マイケルから送られてくる朗読のテープで
生きる希望を見出し、
刑務所の中で密かに文字を勉強したハンナ。
心からハンナを理解し、
精一杯の愛情をテープに注いだマイケル。
もう少しで、また2人で愛を育めると思っていた・・・
ああ、でも・・・
ハンナが、あんなことになってしまうとは。。。
( ;∀;)
まあ、ハンナらしいなとは思ったけれど。。。
( ;∀;)
うーむ、切ない純愛映画というだけでは言葉足りない。
映画前半は、青春の恋愛映画という感じ。
一変して後半は戦犯の受刑者の心理を紐解くという重い内容。
真の文盲は戦争犯罪を見て見ぬふりをしてきた人達ではないのか?
差別社会を暗に批判しているのだろうか?・・・
純粋に人を愛するとは何かということだけではなく、
戦争の深い傷跡についても考えさせられる映画だった。
φ(・c_・ )メモメモ
★★青年時代の
マイケル・バーグのつぶやき★★
怖くない 何も怖くない
苦しみが増せば 愛も増す
危険は愛を一層強め
感覚を研ぎ 人を寛容にする
私は あなたの天使
生の時より美しく この世を去り
天国は あなたを見て言うだろう
人間を完全にするもの
それこそが 愛だと