We met young military in the train. They seemed to take holidays and went back to their home town. They talked loud. They drank soft drink and ate snack. Their body were very big. We Japanese seldom see these military but in the movie.

 ベルンから乗り継いだチューリッヒ往きは指定席でした。ベルンまでは自由席だったので、これは助かります。この列車の座席番号配置が変わっています。暫く、どうして、こういった番号配置になるかで話が弾みました。

 往路も同じ経路を辿ったのかと思いますが、その際は既に日が暮れたいたので車窓の景色も楽しめませんでしたが、今回は聊かスイスの田園風景も眺めることが出来ました。

 チューリッヒは、スイス最大の都市でスイス中央部にあり、チューリッヒ湖の北西端に位置しています。人口は約390,000人で、都市圏には200万人近くが居住していると云います。鉄道、道路、航空など交通の要衝で、チューリッヒ国際空港やチューリッヒ中央駅共にスイスでは最大規模で交通量が多いそうです。7,000年間継続的に人が居住しているが、チューリッヒはローマ人により創建された紀元前15年のトゥリクムと呼ばれていた時代に遡ります。中世、チューリッヒは独立性と帝国直接身分を得ており、1519年にはフルドリッヒ・ツヴィングリが導くスイスのドイツ語圏でのプロテスタント宗教改革の発祥とその中心だったことでも知られています。

 ちなみに帝国直接身分と云うのは、帝国自由都市のことです。帝国自由都市は、中世より神聖ローマ帝国ドイツで見られた都市の一形態です。地方領主や司教の統制下でなく、皇帝直属の地位におかれ、一定範囲における自治を行使した都市を指します。

当初は、歴代ドイツ王、皇帝の指示により建設されたり、宮廷が設けられた都市が帝国都市と称されたそうです。その後、中世都市の勃興・発展が進むと、地方領主の統制下におかれることを望まない都市が皇帝に接近し、貢納などと引き替えに特許状を獲得して事実上領主から独立していったとされます。チューリッヒの他には童話で有名なブレーメンやサッカーファンならお馴染みのドルトムント等も帝国自由都市だった歴史があります。

ベルンだったかインターラケンオストだったかで発車を待つ車窓に感動的な情景がありました。軍服姿の若い男性に、これもうら若き女性が彼の胸に飛び込み熱いキスを交わしました。かつてJR東日本のCMで遠距離恋愛の若い男女を描くシーンがあり、山下達郎のイメージソングも相まって人気を博しましたが、当にこれを地で行く様な感動的な景色ではありました。

チューリッヒ到着は10:16です。ホームに下りてエスカレーターを上ります。ここでのカルチャーショックは改札の無いことです。往路でも待ち合わせをした日本人女性アテンダントと、またコープ前で落ち合います。彼女がチェックインにEチケが必要だと云うのでスーツケースから取り出します。

 彼女の案内で空港ロビーに進みチェックイン3に案内されます。エコノミーのチェックイン機の前は大混雑です。