海辺の環境教育フォーラムの海辺の環境教育DAYに南房総富浦小学校3~4年生の総合学習の時間に海藻万華鏡教室を実施しました。
【海辺の環境教育フォーラム?】
海辺の環境教育フォーラムは、海の環境教育に関心のある有志が全国から集うゆるやあなネットワークで、2001年から始まりました。
新型コロナで思うように実施できない時期もありましたが、第18回目の海辺の環境教育フォーラムは、南房総市の小中学校で開催。小中学校での開催は初めてです。
海藻おしば協会の有志メンバーも参加し南房総市富浦小学校3~4年生に海藻クラフトの出張授業を実施しました。(他の授業のメニューはコチラ↓)
小学校の授業をお手伝いしてくださるメンバーに事前に海藻万華鏡の作り方のポイントや児童へのサポートのポイントを共有。チーフ講師として海藻おしば協会高山優美が担当しました。
児童がより楽しく海を学べるように担当スタッフが一丸となって授業を実施していきます。
前日に大房岬のビーチコーミングで拾ったこの乾燥しきった海藻何色に見えますか?実物を見ながら触りながら匂いを感じながら観察。
授業では、海の森からのメッセージ「光はご飯海をにごさないでね」を伝えていきます。
海が濁り(汚れ)太陽の光が海の森に行き届かないとどうなるのか?考え、未来に豊かな海が残るように自分たちは今何ができるか?考える時間になりました。
海の森の大切さ、森・川・海のつながりを学んだあとは、
万華鏡の鏡を組み立て、
自分で海藻を選び、世界で1つのオリジナル万華鏡を完成させます。
筒をのぞくと美しい模様が変わっていきます。のぞいた瞬間の表情は誰もが笑顔と驚きの様子。
浜辺では真っ黒で硬い海藻、形も分らなかったけど水につけてから20分経過。乾燥した時とは姿、形、色が違うね?!海藻って面白い!!とビックリを3~4年生と共有。
振り返りの時間には、今日の感想、海の為に出来る事、驚いたことなどを自由に発表してもらいました。
・陸の森と海の森のつながりが分かった。どちらの森も大切にしたい
・魚を残さないように大事に食べます
・海に行ったらゴミを拾う
・海藻が日本に1500種類もあると知って驚いた
・海を大切にしないと生き物がいなくなる
・乾燥した海藻が水につけたら黒から色も違った
・海藻の役割が分かった
・海藻でこんなにキレイな事が出来る事を知った
などたくさん手をあげて発表をしてくれていました。
この講座の実施にあたって日本海洋レジャー安全振興協会のご支援やセブン・イレブン記念財団の助成を受け作成されたパンフレットなどを児童の皆さんにお渡しできました。ありがとうございました。
富浦小出前講座協力チーム:海藻おしば協会(高山優美・矢作裕子・永島美保・石川陽子)
羅先坪・高野恵美・山崎大地(千葉県自然学校)























