図書館 de YES 

~海の森からの贈りもの~ 『海藻おしばづくり』 

           

 

■開催概要

 

●開催日時:平成30年8月7日(水)午後2時~3時30分

●開催場所:横浜市鶴見区 鶴見図書館(鶴見区中央2-10-7)

●主催:横浜市 鶴見図書館/横浜市温暖化対策統括本部・YES(横浜エコスクール)

●協力:海藻おしば協会

●指導:海藻おしば協会認定講師:高山 優美/海藻おしば協会実技認定講師:永島 美保/事務局:尾澤 征昭

●体験参加者:19名:児童17名/関係者2名

 

●開催報告

 

  横浜市温暖化対策統括本部が温暖化対策啓発活動として推進する(YES/横浜エコスクール)の新しい試みとしてスタートした『図書館 de YES』海藻おしば教室第2回目は2018年8月7日〈火)に横浜市鶴見区にある鶴見図書館で開催された。

 鶴見図書館との事前打合せでは、夏休み中に開催する地域住民向けのイベントの中で、小学3年生以上6年生までのイベントとして開催してほしいむね打診があった。これを踏まえ、講師を担当する横浜市戸塚区在住の高山優美海藻おしば協会認定講師は、まず海藻の知っている名前、その種類数を児童にクイズ形式でわかりやすく説明した。またDVD「ようこそ海の森へ」鑑賞後に、海の森の大切な働きを紹介。続いて、食物連鎖の絵解きパネル(紙芝居方式で可愛いイラストを活用した)で、こども達にも理解できるよう食物連鎖や光合成を説明。海藻にとっては「光はごはん」というテーマで、海を汚さないようにしましょうねと結んだ。

最後に伊豆北川で採集した漂着海藻の褐藻を使い、色の変化を楽しむ実験。黒茶色の海藻が、熱湯につけると鮮やかな緑色に変化する魔法のような実験に児童たちは目を丸くしていた。

 レクチュアの後は、いよいよハガキ1枚のおしばづくり。まずは使用する海藻の説明と、おしばづくりの手ほどき。固まっていた海藻が水につけたとたんパッと広がり、美しい色や形を見せるのにこども達もびっくり。

 

カラフルでユニークな形の海藻を選び、それぞれ思い思いの作品作りに夢中になった。

作品づくりを終えたこども達は、アンケートや感想を書き、提出してお土産を嬉しそうに受け取る。最後の質問コーナーでは、児童たちから様々な質問があり、児童たちの熱心な取り組みが印象的であった。 

 

YESでの海藻おしば教室では、

おしばづくりの前に簡単なレクチュア

 

海藻おしば体験希望者には、おしばづくりを始める前に、海の植物[海藻]や「植物プランク

トン」がつくる海の森の働きを簡単に説明します。これはYES登録団体として、横浜市が推

奨する温暖化対策の一つのテーマである海の植物が取り込むCO2を「ブルーカーボン」と呼

び、温暖化対策に重要な役割を持っていることをふまえて啓発しています。大切な海の森を保

 全するためにも、光合成を妨げる海の汚れをもたらさないよう心がけましょうと伝えています。

 

●海藻おしばづくりの模様

JR鶴見駅から約5分。鶴見図書館全景

会議室が教室。ホワイトボードには開催バナーを掲示

海藻材料は12種類を用意

 

 

壁面には、海藻の水中写真や海藻の紹介パネルを掲示

始まりの式。図書館スッの挨拶から

緊張をほぐす海藻の名前クイズ。6種類もあがりました

海藻の種類はどのくらい問いかけます

海の森のDVD鑑賞の前に簡単に説明

海藻の種類や海の森の働き、日本各地の海の森を鑑賞

DVD鑑賞後海の森の働きを復習しました

イラストパネルを使い食物連鎖を判りやすく説明。太陽の光が

届かないと、大切な海の森が消えてしまうこともわかったようです

横浜市は温暖化対策のスローガンとして『ブルーカーボン』を

かかげています。陸の森より海の森が吸収する二酸化炭素の

量が多いことにびっくりしていました

山と海は川でつながっています。近くの鶴見川もあることから、

暮らしや工場からの汚濁物が海を汚していることを訴えました

 

レクチュアの最後は海藻の色が変化する実験。新鮮な褐藻を

熱湯につけると、瞬間に鮮やかな緑色に!こども達も驚いて

その理由を講師に質問していました

ハガキ1枚のおしばづくりは海藻素材の説明から

 

ハガキを水に濡らし、好きな海藻を選んでおしばづくりの始まり

 

 

おしばづくりが始まるとシーンとなります。みんな作品づくりに夢中

 

 

 

カラフルな色とユニークな形で創造力全開です

 

■こんな素敵な作品が完成!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●図書館スタッフの作品

 

 

●図書館にも海藻おしばに関する本がたくさんありました。

 

■児童たちの感想です!

 

 ・いろいろな海藻があって、色とりどりでキレイでした。海の森が減るのではなく、少しずつ

  増えるように何か1つ1つの事を一生けん命やっていきたいです(6年)

 ・海そうは水をきれいにすることなどを知れてよかった(5年)

 ・かいそうをそんなにさわったことがなくてぬめぬめしたりしておもしろかった(5年)

 ・初めてのおしば作りで楽しかったです 2名(3年)(5年)

 ・海藻の種類が1500もあるなんて驚きました(4年)

 ・色々な海藻があったので選びやすかったです。ビデオもわかりやすかったので良かった

  と思います。表にいろいろな色の海藻がのっていたので初めて見る海藻があり、とても面

  白かったです(6年)

 ・かいそうのことがよくわかりました。おしば作り楽しかったです(4年)

 ・海そうについてがよくわかったし海そうへの考え方が変わった(4年)

 ・海の大切さやいろいろなかいそうがしれてとてもよかった(3年)

 ・けっこう こんきがいる(5年)

 ・いろいろな形をつくって楽しくできた(5年)

 ・たのしかった 2名(4年)

 ・お湯に海そうを入れると色が変わったのがびっくりしました(4年)

 ・いろいろな海そうが海のやくわりになることをしれてうれしかった(3年)

 ・いろいろな海そうの名前や特ちょうがしれてよかったです。森より海の森の方が二さん

  化炭素を多く吸収するという事実にはおどろきました。おしばつくりも楽しかったです(5年)

 

●児童たちへのお土産

参加した児童にはYESから冊子と缶バッジ、

海藻おしば協会から隆起印刷の美しいシオリ

をプレゼント!

 

横浜市には約18ヶ所の図書館があるようです。

今年で2年目、来年もどこかの図書館で海藻おしば教室で、夏休みのこども達と会えるのが楽しみです。