「生きる」ことの大変さを感じた映画 | acacia日記

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迷走から抜け出せない歯について。パニック障害や不安症を抱えて生きる40代主婦の心の内。

歯がひと段落したと思ったら、アレルギーや胸の痛み悲しい

相変わらず悩みは尽きませんが、

「自分の好きなことをして過ごす時間」

意識してとるようになってきました。


その一つが映画。


好みはあると思いますが、

今年観た中で、心に残った映画を挙げます。


同じ感覚の人には響く作品だと思う指差し


『市子』


3年間共に暮らした恋人・長谷川(若葉竜也)からプロポーズされた次の日、市子(杉咲花)は突然姿を消す。失踪届を出した長谷川だが、警察の後藤(宇野祥平)から川辺市子という女性は存在しないと告げられる。困惑した長谷川は、後藤とともに市子の幼馴染や高校の同級生、友人から市子に関する証言を集める。彼女に関わった人物たちを通じて、徐々に彼女の人生と秘密が明らかになっていく。



『ある男』


ある男性と再婚した女性は、家族4人で幸せな暮らしを送っていたが、夫が事故で急死。親族に連絡を取ると、夫は彼が名乗っていた人物ではなかったことが判明する。では、夫は一体誰なのか、なぜ、他人の名前を名乗っていたのか?

女性から亡くなった夫の身元調査をして欲しいという相談を受けた弁護士は、様々な人々と接触し、男の過去へと近づいていくが・・・


『ロストケア』


「僕は42人を救いました」介護士の斯波宗典は、介護センターの利用者42人を殺した罪で逮捕された。殺害は救いであり「喪失の介護=ロストケア」だと主張する彼に対して、検事・大友秀美は激しい憤りを覚える。しかし取り調べていくうちに、大友は被害者遺族の複雑な心境や斯波の優しくて辛い過去を知っていくことになる。すべてが明らかになったとき、検事として大友はどんな決断を下すのか……。


『怪物』


大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子供たち。それは、よくある子供同士のケンカに見えた。しかし、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した――。




どれも社会派サスペンスですが、

役者さんが最高によかった。

杉咲花、若葉竜也、安藤サクラ、松山ケンイチ、長澤まさみ、


私たちの知らないところに、社会の非情があり苦しみもがいてる人がいる。

そのやるせない生活の中で救いや愛を知り、文字通り「必死」で生きている人がいる。


自分の置かれた状況を悲観するだけじゃなく、生かされてる時間をしっかり生きようと思える映画です。

ぜひぜひ沢山の人に観てほしいと思いました。

観る価値のある映画だと思います。

 


 

市子以外は本も読みましたが、映画も本もよかった。


この社会で生きていくのは本当に大変な事で、

私は恵まれた環境にいる。


死にたいと思う人も、

生きたいと思う人も、

私たちに批判したり裁いたりする権利はない。


と思いました。