ついに当ブログ『ほたてと本のある生活』が、10周年を迎えました。2007年の12月から記事はありますけど、それはもともと日記のように使っていた前のブログにたまに本の感想を上げていたものをそのままこちらに持ってきたものなので、本レビューのブログとして本格的にスタートしたのは2010年3月24日の記事からになります。

 最初は良いブログタイトルが思いつかなくて、後でちゃんとしたものに変えればいいやと思ってとりあえず仮でつけたタイトルのまま10年来てしまいましたが・・・まぁもうこのままでいいかなという気持ちです。

 

 本レビューのブログを始めようと思ったきっかけをちょっと語りたいと思います。

 今でこそ読書メーターとかAmazonのレビューなどでいろいろな種類の本のレビューや感想が気軽に読めるようになりましたが、10年前はメジャーどころの小説ならともかく、私が普段読んでいるような海外小説やちょっとマイナーだったり古い小説のレビューや感想を書いているサイトがあまり探せなかったんですね。海外SFや出版年の古い怪奇小説なんかは特にそうでした。

 それで、せっかく作品を読み終わっても、「他の人はこの本を読んでどう思ったんだろう?」という気持ちをあまり知る機会が持てなかったり、おもしろかった ( またはつまらなかった ) という気持ちも共有できなかった。

 それがちょっと淋しいなーと思ったこともあり、だったら自分がそういう作品の感想を書くことによって、同じように思っている人たちに私の感想を見つけてもらえたら、私が感じていたみたいに「この作品の感想やレビューがなくて淋しいなー」と思っている人たちも多少なりともうれしい気持ちになってもらえるんじゃないかなと思って。

 

 そんな気持ちで始めたのがきっかけです。あとは、当時小説のあらすじを書く練習をしようと思ったというのも理由のひとつですね。だから記事には最初に読んだ作品のあらすじをざっくり書くようにしています。いかに作品のあらすじを簡潔に短くさっくりとまとめられるか、日々模索中です。

 

 あとは、おもしろかったという感想だけではなく、つまらなかった時はちゃんとそう書くことにしています。やっぱり、良いところも悪いところも書いてこそレビューかな、と。もちろん、良い面だけを書いてその作品をオススメするスタンスのレビューもそれはとても素敵だと思うし、否定する気はまったくありません。私のやり方はそうではないというだけで。

 ただ、おもしろくなかったりつまらなかったという感想を書く時は、なるべく辛辣にならないようには心がけてます。おもしろくなかった部分の感想を書く時って、気をつけないと本当に辛辣になってしまうので、できるだけ言葉を選んできつい書き方になり過ぎないようにしています。

 

 もともと読書は趣味でしたが、このブログを書くようになって、より本を読むのが捗るようになり、励みにもなったので、おかげでたくさんの素晴らしい作品に出会えました。今では、ひとつ作品を読み終わったらブログで感想を書く・・・という一連の流れが自然な行動になってしまって、ブログを書いて初めてひとつの読書の形が完結する、というようになっています。もうなんだか生活の一部ですね。

 

 そんな私のブログを読んでくださって、作品に興味を持ってくださった方がいるとしたら、この上ない喜びです。

 普段淡々とただ本の感想を書いているだけのブログで、こうして本の感想以外の自分の気持ちや日常のことなどほぼここには書いたことはなく、またこういう風に自分の思いを書くということも今日この時以外にはたぶんこれからもないとは思いますが、10周年なのでこういうのもいいかなと思って記念に書いてみました。

 

 もし奇跡的にこの先10年後もこのブログが続いていたら、自分で「自分すごいな!」とちょっと褒めてやってもいいのかなって思います。

 

 では、これからも当ブログをよろしくお願いいたします。