《オークス》
良馬場の中でも、一番走りやすい馬場になりそう。先行馬が内に入ったため、スローペースか。
1ジョディー
ここ3戦は、いずれも人気薄ながら安定感のある成績を残している。枠もあって逃げるのはこの馬か。前走はハマっただけのように見えるし、流石にオークスを逃げ切るには相当な能力が必要。コントラチェックから圧力をかけられそうな位置になりそうなので、迷ったが今回は消し。
2クロノジェネシス
バゴ産駒には特徴が2つあって、一つ目は良くも悪くも早熟なこと。二つ目は小回りコースが得意なこと。要するにクロノジェネシスも血統色の強くなってくるこの時期に大箱コースは厳しいような気がする。ただ能力は確実にトップクラスなので、紐に押さえておくが、信用しきるのはリスキー。
3コントラチェック
前走フラワーCを楽勝した馬。鞍上もレーン騎手で上位人気か。ただ前走はジョディーの方が外で楽逃げできたものの、今回はジョディーが最内の絶好枠。あまり逃げないレーン騎手で、今回は番手からか。不安要素は逃げれていないレースでは勝てていないこと。もしそれが気性的な問題であれば、G1の雰囲気というのも不安。ただ前走の圧勝は相当の素質を感じるので単穴にしておく。
4シェーングランツ
阪神JF前からずっとオークスで狙おうと思っていた馬。ただ内枠は窮屈になりこの馬にとっては良くない枠。もちろん桜花賞以上のパフォーマンスは期待できるが、桜花賞の負け方を見ると実力的にも少し離されてしまっている気がする。5,6着と見て消し。
5エールヴォア
相手なりに走るタイプの馬。前走桜花賞は上がり2位タイの末脚で追い込んだが、2000の勝ち鞍もある本馬にはマイルは短かった感。フラワーCでも展開不利の中実力だけで2着まで追い込んだ。距離延長がプラスになるのは必至で、2,3着ならあるかも。
6アクアミラビリス
桜花賞時点で新馬から-28kgとどんどんガレてきている。流石に使い詰めで今回も馬体増はないだろう。秋に馬体が増えていたら秋華賞とかでは買いたいが、まだ新馬から成長してなさそう。今の成長しないとG1戦線では厳しい。
7シャドウディーヴァ
フローラS2着馬。前走は岩田騎手の内枠力がハマった感じで、前々走では上位2頭とは離されてしまっていた。ハーツクライ産駒なので今後に期待できるが、現状ではG1で通用するような能力は持っていないと見ていいだろう。
8ダノンファンタジー
2歳女王。馬体重を見ても早熟な体なので、桜花賞を取れなかったのは相当痛い。それに前走マイルで掛かっていて、とても2400を乗り切れるような気性ではないし、マイラー体型でもあるので消し。
9ウインゼノビア
スクリーンヒーロー産駒は中山外回りで成績がいいのだが、少しコース形態の似ている札幌ではクローバー賞を勝ったものの、同じく似ている阪神外回りのJFでは惨敗。流石にG1では実力が足りなく見える。中山外回りを使う時がきたら狙いたいが、ここは消し。
10カレンブーケドール
スイートピーSを勝って権利を掴んでここに来た馬。実は新馬で後の皐月賞3着馬ダノンキングリーとタイム差無しの好走をしており、2走前のクイーンCでもクロノジェネシスと0.2差。いかにも相手なりに走る馬に見える。今話題のScat Daddyも母父にいて、ここは頭はないだろうが今後期待できる馬。紐に入れておきたい。
11シゲルピンクダイヤ
出走馬の中で桜花賞最先着。シゲル×和田騎手×渡辺厩舎というファンの多い馬。安定した末脚で、いつも不利を受けながら上位に来る馬。ただまたも外枠…気性が少し荒い馬なので、できれば内が欲しかった。あと不安要素はダイワメジャー産駒が2400持つかということ。ただ今の馬場は一番走りやすく、バテてもその前にスピードに乗っていればなかなか止まらない馬場なので、騎手がいい乗り方をしてくれれば高確率で勝てる。対抗。
12ウィクトーリア
フローラS馬。父ヴィクトワールピサ、その父ネオユニヴァース、母父ウォーエンブレムと重い血統なので、今の府中は合わなそう。素質はあるが、前走は外伸び馬場。自在性はあるが、前走はハマった感もあるので迷って消し。
13ラヴズオンリーユー
忘れな草賞を圧勝してここにきた無敗馬、そしてリアルスティールの全弟。前走は、休み明けから仕上げて来はしない矢作厩舎で正直不調だったデムーロ騎手を乗せてあの圧勝劇は心強い。前走の出遅れはスタート後思いっきりぶつかられたことによるもの。それでもしっかり走れていたのでG1の舞台でもしっかり走れそう。掛かることは心配だが、これだけの素質馬であるから前走のようなopのスローペースが窮屈なのはわかる。今回はもう少し早くなるだろうから、ジョッキーがうまくエスコートしてくれれば大丈夫。不安はあるが本命。
14フェアリーポルカ
ルーラーシップ産駒。もちろんルーラーシップ産駒なので府中は得意なはずなのだが、前走フローラSで5着…。母はダート馬で府中2400も厳しそう。オークスで乗り替わるのも不安材料。消してかかる。
15ノーワン
ハーツクライ産駒のFレビュー馬。競馬ファンの間では、第二のメイショウマンボではとの噂が立っているが、スイッチが入ればその可能性はある。このレースはスローになることは濃厚だが、前走惨敗したものの、ダノンやクロノがかかり気味になり、ビーチサンバが外からまくっていく中で割としっかり折り合えたのはこのレースではかなりのプラス要素。ハーツクライ産駒は距離が伸びてスイッチが入り全盛期が来ることが多いが、この馬もスイッチが入れば勝ち負け、入らなければ惨敗。重馬場ならさらに良かったが紐には入れておきたい。
16ビーチサンバ
クロフネ産駒でクロノジェネシスと同じ母系。いつも相手なりに走る馬ではあるが、前々走にクロフネ産駒の庭とも言える府中マイルでクロノジェネシスに先着されてしまったのは、実力差の表れ。あの時のクロノジェネシスとの差が詰まるとは思えないので消す。
17メイショウショウブ
NZT2着からという異例のローテで挑んできた本馬。ただ阪神JFではダノンファンタジーと0.7差だったのがチューリップ賞で1.1差に広がってしまったのはそこまでに成長分だろう。唯一の勝ち鞍はダートというパワー型は、ここでは合わないだろう…消し。
18フィリアプーラ
フェアリーS勝ち馬。しかし本馬とフェアリーS2着馬が桜花賞で15,16着…。残念だが今年のフェアリーS組は低レベルだったということでいいだろう。デビュー以来3戦連続馬体減で、本格化はまだ先。今後に期待する。

買い目(買えないけど)は
三連複 フォーメーション 13-3,11-2,3,5,10,15 計9点