青葉賞は東京芝2400mと、日本ダービーと同じコースで行われるトライアルレースだが、過去5年間に青葉賞3着以内→ダービー3着以内になった馬は2017年のアドミラブルのみ(現に青葉賞勝ち馬からはダービー勝ち馬が出ていない)。以前はアポロソニック、フェノーメノ、ウインバリアシオンなどの活躍馬を出したが近年のダービーでは皐月賞上位組が占めているので、直接繋がらない可能性も考える必要がある。(この要因を1つ考えられるとすれば、ダービーは第2回東京開催6週目なので、2週目に開催される当レースの馬場とは芝の状態が違う。終盤になるほどパンパンになる印象アリ)。スピード強化を主としたノーザンファームの育成方針もあり、当レースではこれを補完して2400mで持つスタミナのある血統が活きる(ステイゴールド、ゼンノロブロイ、ワークフォース、シンボリクリスエスなど...)。また、東京競馬場は今週1週間雨ばかり。金曜夜から土曜にかけても雨の予報で道悪馬場になる可能性が高いとみた。
◎14バラックパリンカ
父ノヴェリストはドイツで活躍した馬で日本ダービーからはズレた血統だが、特に重厚なパワー系(現役時代は芝で活躍しましたが、今年の第一回東京開催のパサパサダートで大活躍しました)。近親にマンハッタンカフェがいるなど距離は問題ない。欧州型で使って良化するタイプで、叩き4戦目でパフォーマンスは上がる上に左回りも得意。
〇2リオンリオン
ルーラーシップ産駒は東京適性が高い馬の中でもパワー寄りと言える。直線が長い中京の大寒桜賞を逃げ切って勝またので、同じく直線が長い東京でも内の偶数枠と絶好の枠番を引いていて期待できる。
▲1アドマイヤスコール
父ディープブリランテ、母系にカーリアン(欧州系)、ステージドアジョニー(米国ダート系)がおり、パワーが必要な道悪への適応力も高いだろう。
△16キタバル
買い目(買えないけど)は
ワイド フォーメーション 2,14-1,2,5,16 計7点