私は子供のころからスポーツが好きだった。
それが高校時代に腰を痛めて、病院では「治るものではないから、一生うまく付き合っていきなさい」と言われ、「無茶をしていると下半身不随になるよ」と脅されました。
病院からの帰り道、時間が経つにつれだんだんと空気が重たくなったのを憶えています。
大学に入って、一日に何回も脚に電撃のような痺れが走るようになってきた。
一瞬のことだが、けっこう恐怖だった。
下半身不随というのもそんなに遠い話ではないかもしれないなと、なんとなく思っていた。
一時は悩んだこともあったが、車椅子の人にもそれなりの生活はあるはず。
そうなった時にどうするかは、そうなった時に考えよう。今苦しむことはない。
そう考えてから心がふっ切れた。
あえてやりたいことはどんどんやる。何も我慢しないことを選んだ。
当然しびれはどんどんひどくなっていった。
そんな時たまたま大学の近くの治療院の看板を見て、「治るわけないだろうけど、試すだけ試してみようかな」と思って、期待などせずに入ってみた。
これが私のO-リングテストとの最初の出会いだった。ちょうど40年前のことだった。
治療の回数はかかったけど治ってしまった。
私の人生観は180度変わってしまった。
私に出来る仕事など何も無いと思っていたのが、何でもできるようになってしまった。
「人の人生観を変えてしまうような、こんな面白い仕事があるのなら何が何でもやってみたい」 と、その時は単純に思った。
大学卒業後、柔道整復師の専門学校に入学した時に、自己紹介で「今の医学では治せない様な病気の人を治したい。たとえ自分に治してあげるだけの力が無かったとしても、希望を持てる人生を歩いてもらえるような、そんな治療家になりたい」 と話したのを今でも憶えている。
これが私の原点なのだと思う。
そして、この原点を傍らに置きながら故郷の札幌で仕事ができているということは、自分にとって幸せなことなのだとつくづく思う。
当時ほとんど知られていなかったO-リングテストに出会い、当時としては最先端だったO-リングテストを習い、未だに診断の柱として使っているというのも不思議な縁だなぁとつくづく思う。
先日、クローン病と潰瘍性大腸炎という似たような病気の難病患者が、たまたま同じような時間帯に治療に来ていたので二人を引き合わせた。
すると、たまたま二人とも以前にアメフトをやっていたということもあり話が弾んだ。その中で、「ネットで調べてもなかなか得られないような生の声」がお互いに参考になったらしい。
それならということで、同じ病気の人たちの生の声を集めてお互いの参考にしたら良いのではと、フェイスブックグループを作った。
せっかくなら大勢の同じ病気の人たちが集まって、どんどん生の声を集めていきたいと思う。
「希望を持てる人生を歩いてもらえるような、そんな治療家」に、何が何でもなりたいと、今でも思う一治療家の小さなつぶやきでした。
クローン病、潰瘍性大腸炎の方、またはその関係者で、「私もそのフェイスブックグループに参加したい」と思う方は私の方までご連絡下さい。
公開していないグループなので、私の方からご招待させて頂きます。
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