新聞広告を出してみました。

 

 7月31日の朝日新聞(県内)です。 
 当事務所単独ではなく、福島県発明協会に関する企画広告の一部としてです。

 以前、いわき商工会議所の会報に広告を出したことがありますが、新聞は初めてです。
 広告効果を期待してというよりも、お付き合いの要素が大きいかもしれません。

 ところで、広告に使っているロゴは、私が作成しました。
 事務所の理念や将来の在り方などをいろいろと考えながら作りました。
    ・・・詳細は、下記HP参照
      ロゴマークについて(当事務所ホームページ)
 
 日本代表

 東京オリンピックのロゴマークに関しては、ベルギーの劇場ロゴマークと似てるんじゃないかとのトラブルも発生しています。

 予想外に解決が長引いているように感じます。

 


 私の個人的感想としては、全体的なデザインや色使いを比較すると、両者は似ていないと思いますが、どうなんでしょう?

  n?*

 著作権の場合、登録手続などがなくても、創作と同時に権利が発生する「無方式主義」が世界的なスタンダードとなっています。
 そのため、同じような著作物や似ている著作物が別個に創作された場合、著作権もそれぞれの著作物に対して別個に生じることになります。

  絵筆

 著作権侵害が成立するためには、例えば、劇場ロゴを参考にして、オリンピックロゴが創作されたなどの「依拠性」が認められる必要があります。・・・(1)
 そして、劇場ロゴとオリンピックロゴの創作表現に関し、「同一性」又は「類似性」が認められる必要があります。・・・(2)

 オリンピックロゴのデザイナー(佐野氏)は、「依拠性」(1)を否定しています。
 劇場ロゴのデザイナーは、この「依拠性」をどのように証明するのかが気になるところです。

 佐野氏の会見では、「・・・デザインの考えや自分のポリシーをしっかりとお伝えすれば理解していただけると思っています。・・・」とも答えているようです。
 私も、その考えやポリシーの中にこそ、佐野氏のオリジナリティが表現されていると思うので、まずは、その説明を冷静に聞くことが大切だと思います。

  

 一方、商標の場合。

 これは、業に使用する識別マークであって、登録手続を経て、(国ごとではありますが)唯一の権利が発生します。

 業には、劇場が提供するサービスも含まれますので、本来はせめてベルギーで商標登録の手続をしておけば良かったのかも・・・と残念に感じました。
 (※ 当然、当事務所のロゴも商標登録済みです。)

 著作物はそれこそ世界中に無数にあって、真似と言われる方も言う方も、それらを逐一調べることはなかなか難しいと思います。

 登録商標の場合、真似や侵害を防ぐ目的もあって公開がされています。
 オリンピックロゴの決定プロセスでも、国内外の商標調査をしていることから、劇場ロゴが商標登録されていれば、もしかしたら、今回のようなトラブル発生の可能性も低下したかもしれません。(・・・・指定商品・指定役務が違うと素通りする可能性もあります。)

  

 いずれにせよ、今回のトラブルは良い勉強になりました。
 速やかで円満な解決を期待します。

 そして、創作に関わる人々も、著作権や商標権の最低限の基礎的知識は備えていた方が良いように感じました。


   ・・・・珍しく、弁理士っぽい業務日誌になったな。( ̄∇ ̄)