茨城県立高校入試の志願者数・倍率が発表されました。
オプラ・ウィンフリーによる演説。
素晴らしいので是非聴いてみて下さい。
以下のリンクで動画と演説内容を確認できます。
リスニングの勉強になるので、中高生におすすめの聴き方を書いておきますね。リスニングの勉強法には理屈があります。長くなるので、理屈は授業のときにお伝えします。
①まず、動画を見る。
②つぎに、動画をもう1度見ながら、自分が知っている単語を聴き取れるか確認する。聴き取れた単語はメモるとよい。
③さらにもう1度見ながら、新たな単語が聴き取れるか確認する。聴き取れる単語が1個でも増える限りこれを繰り返す。
④放送原稿を見ながら演説を聴く。意味はまったく気にしなくていい。
⑤何も見ずに聴くのと、原稿を見ながら聴くのを交互に繰り返す。
⑥日本語訳がどこかにあれば、それを見ながら聴く。
是非お試しあれ(^^)
ヤマザキ
先週、国立大学協会が、新テスト(大学入学共通テスト)の英語に関して、移行後最初の4年間は現行のマーク式と民間テストの「両方を課す」方針を固めた、という報道がありました。
マーク式と民間試験との併用は以前より文科省の方針として出されていたことですが、「マーク式か民間か、それとも両方ともかは、各大学に任せますよ」としていたものを、いや、大学によって違うと混乱を招くだろ、ということで、どの国立大学も「両方を課す」ことになったわけです。
新テストに関しては、今年の7月に文科省より方針が出されており、それは以下のNHKサイトにわかりやすくまとまってますので、ご確認ください。
今の中3が3年後に受ける入試の話です。今からきちんと知っておくべき点が2点あります。
①民間の試験って結局なに?
②「両方を課す」ってどういうこと?
それぞれ私見を述べさせていただきます。まだ決定事項も少なく、課題も多いようですので、あくまでも私見とさせていただきます。
①民間の試験について
現行のマーク式では「読む」「聞く」という、四技能のうちでは受動的な2つしか能力を測れないので、「書く」「話す」能力を測る試験が必要なわけです。で、候補に挙げられているのが8つの民間試験(上記リンク参照)。
それぞれに特徴がありますが、私は、なんだかんだ、ほとんどの人は英検だろ、って思っています。英検は廃れる、というウワサは今でもあるんでしょうか。20年ほど前に言われていました。国際基準に合わないから、これからは高校生もTOEICやTOEFLだ、と。今でも、GTECなどは学校でも徐々に採用されてきていますし、TEAPなども受験者は増えています。でも、ずっと高校生に英語を教えていて、感覚で分かります。英検やっておけば、間違いない。今年から、ライティングも加わり、四技能対応になってるし、CEFRに対応しやすい得点形式になってるし。
ちなみにCEFRの換算基準は来年3月に発表される予定ですが、一般的にも基準表があるので貼っおきます。
②マーク式と民間試験の両方が課されることについて
マーク式は従来通り、高3の1月に1回のみ行われるようです。複数回行う案も以前出ていて話題にもなりましたが、色々と難しかったようです。民間試験の方は、高3の4月から12月の間に受験するようです。これは色々と議論がなされている最中ですが、要するに、
民間試験複数回(2回という話も)の良い記録(未定ですが)+マーク式1発勝負
という図式がもっとも可能性が高いかと思います。英検は、その期間内だと6月と10月ですからね。おそらく何級、というよりかは、CSEスコアからCEFRに換算、という形なんでしょうが、今でもセンター試験で高得点を狙う生徒には、高3の6月に英検2級を合格するよう指導しています。上を狙う生徒は、さらに高いスコアを目指すことになるかも知れません。
特に今の中学生とそのご両親は、心配なことも多いと思います。気になることがあればいつでもご相談ください。海央予備校・ノビシアとしては、もう来年以降の高校英語の指導方針は固まっています。生徒の学力に応じた英語の資格試験合格を短中期目標として設定し、特に語彙とライティングの強化を図ります。具体的な話は後日ブログでも公開しますので、お楽しみに!
ヤマザキ