こんにちは!
本日もご来店ありがとうございます。
今日の横浜は、気温が下がり外出しやすいです。
皆さんご存じですか?
道ばたでよく見かける、スベリヒユ。
食べられる雑草!!
犬散歩では特に…見つけちゃいますよ
こんなところにも…生えてる。
漢方薬では、「五行草」
5色の色を持ち、何かと重宝する生薬です。
- 根→ 白
- 茎→ 赤
- 葉→ 緑
- 花→ 黄
- 実→ 黒
炒めたりスープにしたり、
酸味と粘りが特徴です。
皆さんも興味もってくださいませ。
色鮮やかな花に元気もらいますね
この花もスベリヒユの仲間のようです。
漢方とは、植物や動物、鉱物などから作られています。
それぞれの薬効は長い間の臨床経験より実証されています。
漢方薬はいろんな生薬を合わせてお互いの作用を補い、
効果を高めるように処方されています。
重さや部位により使い分けしています。
<重いもの>
根部位や鉱物、貝殻→頭から気血を下降するときに使用
<軽いもの>
植物の葉や花、樹皮→上半身や体表の上昇、拡散の性質
植物の部位によってもそれぞれの効能効果に違いがあるので、
部位による使い分けて治療に使われもします。
<紫蘇の例>
- 根→生命の根源の血や腎の治療
- 茎→胴体部分の治療
- 葉→体の表面の治療
染料に使われる紅花ですが、
色の赤は血の色に似ているので、
血が関わる症状に使えると考えられて
「活血」薬として使われています。
肩こり、頭痛の症状にはよく使う生薬です。
今私が気になる、蟻のパワー。
自身より重いものを運ぶ力持ち、
そのパワーをもらいます。
生薬より、虫や動物生薬の方が作用が強くなります。
中国料理の食用蟻はプチプチ触感で酸味あり。
このように、生薬に不思議がいっぱいです。
病名漢方ではなく、どんな生薬が処方されているのか、
探ってみてはいかがでしょうか