関西に住む早稲田大学時代の友人が、フエイスブックを送ってきました。彼と同県内に住む同じ大学の若い後輩が、県会議員として活躍しているのを、励ます内容です。私は、彼にメールしました。お前が政界に出ろ、勝敗は時の運だ。俺がこんな体でなければ、自分が出るところだ、と。

 

 これ、まじめに思って来たことなのです。ああ、若い奴らに任せておけんなあ、なんだこの政治は、と思っているのも事実ですが、大学の政治学科時代の恩師、故・内田満先生の考えに傾倒しているからです。「政治に定年はない」です。内田先生の著書「シルバーデモクラシー~高齢社会の政治学」(有斐閣新書)を是非お読みください。

 

 70歳ぐらいになったら、やってみよう、それまでは好きなん事を、と思っているうちに脳梗塞を発症し、倒れて早や10年。見果てぬ夢を友人にたきつけているわけです。