アカデミー賞ダブル受賞がそんなに凄いか?世界は『オッペンハイマー』だよ! | 昼は会計、夜は「お会計!」

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いつもの朝の情報番組やってる時にテロップで速報が出た。「君たちはどう生きるか」の受賞だった。その番組は羽鳥慎一さんが司会をするモーニングショーだが、その時3.11の特番を受けて南海トラフ地震の震度予測データが政治によって恣意的に歪められてる問題を取り上げることだ、大学教授のゲストを紹介したところだったが、テロップを見た羽鳥さんは、その話題に振ってニュース原稿を読み上げただけでなく、ゲストの石原良純や山口さんに感想を「凄くないですか?」飛 と降っていった。驚いていたが、あろうかとか、私が驚いたのは、地震学者の先生にまで「アカデミー賞凄くないですか?」とまで振った。あまりにもありえない失礼な態度だ。羽鳥さんともあろう方が本題のゲスト解説者にまで、振っていって、むしろ分かってて笑いながら話しかけてたのには驚いた。極めて不愉快な展開だった。(その後テレ朝に厳重に抗議し、謝罪を局として発表すべきだと送った)

 その後、『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞という賞を取ったということがわかったが、もっと驚いたのは『オッペンハイマー』が7部門の賞を取ったというのが報道されて、世界で驚きとともに大きな感動で受け止められてるようだ。私も先週、映画館で予告編を観て大変期待を持って待ってるところだ。今、広島、長崎もそうだし、3.1ビキニデーとの関係で第五福竜丸以外の焼津の漁船の被曝が否定さりたりして、原爆が、意図的に国民の目から遠ざけられようとしている時に、まして世界で核の脅威が迫ってる今、この映画がアカデミー賞のメインの話題となったことが、せめて、エンタメ業界も、捨てたものではない事を感じされてくれた。それに比べて日本のメディアの酷さは、テレ朝や羽鳥慎一氏をはじめ、今日の朝日新聞夕刊一面には日本のダブル受賞を大きく一面で報道している。その記事の最後に「オッペンハイマー」の7部門受賞は数行で記載されてる。受賞できなかったが「PERFECT DAYS」の方が「君は〜」よりはるかによかった。(「宮崎作品をテレビでは絶賛しているが国籍不明だけでなく趣旨がよくわからなかった)