ブログを始めることにした。将棋中心にしつつ、日常の他愛もないことも書いていきたい。

でも、さすがに最初の記事で「犬派ですか?猫派ですか?って聞かれた時にいつも反応に困る」みたいな話をするのもどうかと思うので、今日は簡単な自己紹介とこの一年の出来事を。


甲斐日向、27歳。
12歳の頃にプロ棋士を目指して奨励会に入り、26歳で年齢制限により退会。夢は叶わなかった。

奨励会を退会になった2ヶ月後に将棋教室をopen。それから1年経った今はレッスンプロとして生活してる。

僕の人生ってこんな簡単に説明できてしまうのか…。
まあいい、退会後の1年について詳しく書いていく。


2018年9月
棋士になれなくて凹んでいた。

同、10月
将棋教室を作ることにした。
この時はサラリーマンと両立するつもりだった。だから教室は「土曜日の夜」にした。
場所はすぐに決まった。退会直後に挨拶に行った”御徒町将棋センター”の席主さんに「うちでやってもいいぞ」と言われていたから。教室の骨組みが出来上がる頃に「将棋を愛する経営のプロ」(Aさん)と出会う。

同、11月
「甲斐日向将棋教室」開講。ターゲットは大人初心者。その後Aさんの影響もあって「将棋教室の経営者」で生きていくことを決意。

2019年1月
「有段者コース」開講。ターゲットはガチの有段者。結果的にプロを目指す子供が多く生徒に。

同、10月(現在)
初心者教室、有段者コース、個人レッスンの日々。あとはたまーにイベントに呼んでいただいたり、将棋雑誌のお手伝いをさせてもらったりしている。



奨励会時代にNHK杯戦に「記録係」として5年もの間出演させていただいた(5年はかなり長いほうだ…。棋士=卒業なので、あまりよろしくないことかも)

そのおかげで、将棋ファンの方々が僕のことを知ってくれていて、開講当時からめちゃくちゃ応援してくれた。


本当に感動した。自分には何でも出来るような気がした。「何でも出来る」はただの”勘違いハッピー野郎”だったことにはすぐに気づいた。



でも、この1年の自分には合格点をあげたい。支えてくれた仲間達には本当に感謝している。彼らがいなかったらずっと暗闇の中にいたと思う。


今でも些細な挫折が積み重なり、思考をやめてしばらくどこか遠くへ行きたくなったりもする。
それも間違いじゃないことはわかってるんだけど、仲間と一緒に居られるし、ここで頑張ってた方が楽なんじゃないかって気がしてる。



きっと僕は犬よりも猫よりも、圧倒的に人間が好きなんだと思う。