【ドラマ感想☆オススメ!】『俺の話は長い』第6話(#11,#12) 11/16 日本テレビ | 『レ・イわ感』 KaiHazamaのドラマやニュースについての感想や違和感についてのブログ。

『レ・イわ感』 KaiHazamaのドラマやニュースについての感想や違和感についてのブログ。

日々の出来事で感じた違和感を書き連ねます。
いつの間にか、ドラマの感想が中心になり。。。

俺の話は長い

日本テレビ系 毎週土曜22:00~22:54

 

生田斗真主演のコメディーホームドラマ。無職ニートの“屁理屈ダメ男”役で奮闘

 

概要(yahoo!テレビより引用)

屁理屈をこねまくるダメ男の奮闘や挫折とともに、それに翻ろうされながら絆を深めていく家族を見守るコメディーホームドラマ。母親に寄生して、誰にも負けない口げんかで自分のダメさをごまかして生きてきた無職のニート・岸辺満を、4年ぶりの連続ドラマ主演となる生田斗真が演じる。
姉一家との同居をきっかけに、ニート生活を送っていた満の人生が一気に動きだし、寄生ライフが脅かされることに。一家に巻き起こる問題に加えて大騒ぎの家族会議が繰り広げられるなど、丁々発止の掛け合いの面白さも見どころとなる。
「世界一難しい恋」や「もみ消して冬」シリーズ(ともに同系)などを手掛けた金子茂樹が脚本を担当するオリジナル作。

 

 

キャスト

岸辺満:生田斗真、秋葉光司:安田顕、秋葉綾子:小池栄子、秋葉春海:清原果耶、岸辺房枝:原田美枝子

 

 

「毛蟹と体温計」・「モンブランと亀」

 

 

コメント

 

今回も、金子茂樹先生の脚本がスバラシイ。

 

30分×2話だけれど、構成的には、1話分の話。。。

 

 

今回は、「満たされない気持ちを埋めるもの」ですねぇ。。。
 
 
郵便局の隣の銀色の豪邸wに住む、吹き矢クラブの副会長、檀野(長谷川初範サマ)が喫茶店ポラリスに毛ガニを持参することから、ドラマが展開。
 
ひそかにママ(原田美枝子サマ)に想いを寄せているため、過剰反応する古本屋の牧本(西村まさ彦)との、大人の?ツバ競り合いですw
 
檀野(長谷川初範サマ)
「海苔の佃煮って、ひとにプレゼントするものなんですか?」
 
大富豪からすると素朴な疑問ですが、受け取る側によってはとても嫌味なセリフは、お見事ですw
 
そして、ポラリスの常連客、諸角(浜谷健司サマと、檀野(長谷川初範サマ)が、あだ名で呼び合うくらいに、仲の良い、長い付き合いであることも判明。。。
 
常連客同士にもいろいろな人間関係があり、微妙な距離感が、さりげなく描かれているのも、お見事です。
 
ポラリスの未亡人ママ(原田美枝子サマ)への、オジサンたちの満たされない想いは、今後どうなるのでしょうか。。。
 
 
それはさておき
 
がっこうをずる休みしてポラリスに来店し、常連客の裏メニューwオムドライを注文する、春海(清原果耶サマ)の同級生、高平陸(水沢林太郎サマ)と満(生田斗真サマ)の会話
 
高平陸(水沢林太郎サマ)

「同級生の彼女でも、担任の先生でも、埋まらなかった心の穴が、光司さん(春海の父、安田顕サマ)の存在で、埋まったような気がしたんです。(中略)ウチもハルミン家(ち)と一緒で、母親が離婚して再婚してるんです。ああいう、ユニークで優しいお父さんには、憧れるんですよね。」

 

 

満(生田斗真サマ)

「もしかして、君さ…寂しいの?」

 

高平陸(水沢林太郎サマ)

「この満たされない気持ちって、時が解決してくれるものなんでしょうか?」
 

満(生田斗真サマ)
「俺も いろんな問題の解決を、時間の経過に頼って来たけど、まぁ 半々かなぁ。時間が解決してくれることも、もちろんあるけど、自分が変わらない限り、解決しない問題もたくさんあるよ。」

 

これは、後半パートにも繋がるセリフですねぇ。。。

 

 

そして、毛ガニ問題へ。

 

義理の親子(父と娘)の距離感が、カニをきっかけに、ちょっとだけ埋まったような展開です。
 
汗の臭いを気にする父、体温計の電池を買いに行く娘、でも、「おとうさん」とは呼ばなかったり、熱がまだ下がりきってないのに、「カニ雑炊のおかげで熱が下がった」とウソをつく父。。。
 
 
ラジオ人生相談にて、「就活生のやりたいことが見つかりません相談」
後半に向けての前振りがお見事。
 
 
 
そして、動き出す物語
 
満(生田斗真サマ)と、明日香(倉科カナ様)の会話シーンは、ツンデレな感じと、テンポの良さがヤバいです。
 
親密な男性いる、いない問題
 
明日香(倉科カナ様)

「もしそんな人がいたら、誕生日に一緒にごはん食べてってお願いすると思う?」
 

満(生田斗真サマ)
「しかも丁寧な敬語でね。」

 

明日香(倉科カナ様)

「ホント性格悪いね!」


満(生田斗真サマ)
「いやいや性格悪かったら、家の用事 無視して誕生日、付き合わないから。」
 

 
からの、モンブラン大好きシーン
 
 

明日香(倉科カナ様)
「そうだ、ケーキ食べない?」

満(生田斗真サマ)

「あぁ、ケーキにもよるかな?」

明日香(倉科カナ様)
「モンブランなんだけど。」

満(生田斗真サマ)

「えっ、ウソでしょ?」

明日香(倉科カナ様)
「えっ、苦手だった?」

満(生田斗真サマ)

「俺が一番好きなケーキで驚いてる。」

明日香(倉科カナ様)

「え~、私も大好きなの。」

満(生田斗真サマ)

「いや、俺のが絶対好きだね。」

明日香(倉科カナ様)

「どっちでもいいよ。」

満(生田斗真サマ)

「どっちでもいいっていうのやめようよ。」

明日香(倉科カナ様)

「どっち食べる?」

満(生田斗真サマ)
「それは、どっちでもいいよ。」

明日香(倉科カナ様)

「じゃあ、大きいほうあげるね。」

満(生田斗真サマ)
「う~ん。こっちのほうが大きそうだけどね。」

明日香(倉科カナ様)
「じゃあ、交換する?」

満(生田斗真サマ)

「いや、そっちのがおいしそうだし。」


そして、さりげなく料理褒めシーン

明日香(倉科カナ様)

「実家が居づらいから、逃げ場所、探してるんでしょ。」

満(生田斗真サマ)

「そんなわけないじゃん。」

明日香(倉科カナ様)
「ホントに?」

満(生田斗真サマ)

「マジで性格悪いね。」

明日香(倉科カナ様)
「怒った?」

満(生田斗真サマ)

「本気で怒った。けど、、、パスタが抜群においしいから許す。」

明日香(倉科カナ様)

「やった~。さりげなく料理、褒められた。」



なに、このツンデレ&イチャイチャな感じは。

傍若無人な満(生田斗真サマ)に腹を立てたりせず、受け止めるオトナ女子、倉科カナ様は。

 


うらやましいw
見てるこっちが腹立つw


ん?
これって、フランス映画とか、韓流ドラマで見るような会話ですね。。。


なるほど、モンブランのシーンでは我儘を言う側、受け止める側を、男女逆転させる構成にすると、『きみはペット』みたいなニュアンスになるのですね。。。

ヒモ男への道を描くようなw


いっぽうで、女性側が「料理をほめられた」と、従来の男女間を描くような構成。。。
 

なるほど、お見事ですw
 


光司(安田顕サマ)がかつて所属していたバンド『ズタボロ』のボーカルからのしつこい再結成要請と、そもそも辞めると言い出したのはボーカルという過去が明らかに。。。

 

「音楽やめるの怖いからって、無理やり続けようとするな。」

 

でも、ベースを見せに預けていることで音楽への未練を指摘され。。。

 
 
 
そして、満(生田斗真サマ)と光司(安田顕サマ)ヒモ論w
 
「相手への愛情があるか、ないかの問題」だそうですw
 
さらに、光司(安田顕サマ)が仕事を辞めるのを予感させる伏線が。。。
 
そういえば、前半パートの風邪を引いた時から匂わせてましたねぇ。。
 
 
 
満(生田斗真サマ)の「満たされない気持ちを埋めるもの」
 
明日香(倉科カナ様)

「やりたいことが見つからなくて、何もしないのはよくないから、嫌じゃないことから始めてみたら?」って、ある人に言われた。

 
「好きなことを仕事にしたいっていう気持ちにこだわることは全然悪いことじゃないんだけど、動かないと、やりたいことに新たに出合う機会が減るから余計、悪循環なんだよね。」
 
 

「何か、、、うまく言えないんだけど。その言葉をずっと待ってたような気がする。マジで完璧に腑に落ちた。長いことやりたいこと、見つかんなかったのは、そういうことだったのかって。納得させられちゃった。」

 
一度は断った、明日香(倉科カナ様)の寝室へと続く階段をあがっていく満(生田斗真サマ)。。。
 
 
そして、カメ(ボルト)とともに、家を出る満(生田斗真サマ)。。。
 
さあ、主夫への道を目指して?るのかはわかりませんが、動き出した満(生田斗真サマ)ですが。。。
 

次回も楽しみです!

 

 

ちなみに、Tverにて無料配信決定

 

第1話・2話

16日22時54分から 20日23時59分まで

 

第3話・4話

20日12時から 23日23日21時59分まで