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サッカー小説「蹴り屋」


第二章 母の日常と場当たり的、その場しのぎ、手探りの介護


 「もう~ちょっと、ゆ~てるやろー、かぶせんかいなー、あほっー!」母の日常、その(62) 

  2005/11/24(木) 午後 0:49  
 某月某日 今日は、デイが休み。母は、介護度5になってからは、デイ施設へ月~土曜日まで、毎日通っていた。ところが、今年になって、ケアマネさんから、母が施設で、時折イラつき、ヘルパーさんに暴力を振るうことが、度々ある、との報告があった(なかには、足を蹴られてアザになったヘルパーさんもいたらしい、ご免なさい)。そこで、今年の6月から、週の半ばに、ヘルパーさんを自宅に派遣してもらって、母をゆっくり休ませることになったのである。(やはり、施設では、母も、何かしらの、緊張をしているのだな、とこの報告を受けて、私は感じた)。

「もう、起きよ~なっ、今日は学校(母は、デイ施設のことをこう呼んでいる)休みやからな~」

「まだえ~ねん!」と寝言で答える母。

「そうか、ほんだら、休みやし、もうちょっと、寝ときぃ」

「う~ん、、、あんた、おきたんか~?」寝言でご返事する母。

「うん、いま、お茶沸かしてるから~」

「ふ~ん」朝食の用意が出来た。時計を見ると、8時前だ。そろそろ、いつものように起こそうと。母の生活のリズムを変えるのはいけない。

「お袋ちゃん、お袋ちゃん、もう8時になるで~、起きて、顔、洗~をか~、なっ」

「うぅ~ん、ま~だっ!」

「ま~だって、起きい~な、どうしたん?具合悪いんか?、風邪でも引い~たんか?」

「しらん!、うるさい、あっち、いきー!」熱でもあれば、と、思い、母のデコチンに手をやった、その時。

「痛っ、痛いっ!やんか~、何するん!」そうです、母がいきなり、私の頭を叩いたのである。(俺はほんまにスキだらけやな~、今日も母のパンチをかわせなかった。母に殴られる度にそう思う)。

「さぶいっ!、あほー!」なだめすかし、起こそうとしたが、近づくと叩かれるので。

「まあ、デイも休みやし、おしっこ、ゆ~まで待つか」と、私もノンビリ新聞を広げた。
ピーン、ポーン、、、。しまった、時計を見ると9時少し前。派遣のハルパーさんが、来てしまった。

「00さ~ん、00です、お早うございます」何時も笑顔のヘルパーさんだ。

「ああ、お早うございます。すいません、まだ、寝てるんですわ」

「お袋ちゃん、ヘルパーさん、来はったで~、もう、起きよ~なっ」

「もうちょっと、ゆーてるやろ、かぶせんかいなー、あほーっ!」きーっと睨まれ、一喝された。(こら、勝負にならんわ)。後は、ヘルパーさんにお任せするしかない。

「行ってきま~す」の私の声に、遠目から睨む母。(わーっ、怖っ!、将棋の角やな~)。



ト書き:デイ施設では、母は、何時も、、ポツンと、一人で、テレビを、見ていることが、多かったのだ。


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