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「かいごさぶらい」上巻は、こちらです。


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  「わて、きょう、し(死)ぬかもわからんねんっ!」親子だから、その(14)





       「わて、きょう、し(死)ぬかもわからんねんっ!」親子だから、その(14)




2005/11/28(月) 午後 0:22
某月某日 二人だけだと、生活のリズムがどうしても、単調にならざるを得ない。何とか季節感を取り入れ、少し変化を持たせてやりたいのだが。


「どうしたん、元気ないな~?」能面のような、母の表情を見て私が聞くと。


「しんどいねん、なんかないかな~」


「喉あめ、食べるか~?」


「いらん、イエかえろ~かな~」ボソット母が。


「う~ん、、、」(まずい!)。


「おしっこ!」母が立ち上がりかけた。


「うん、行こか~」両手を差し伸べる。おトイレへ。母を便座に座らせ、向き合って私もしゃがみこむ。


「出たか~?」便座に反っくり返る母に。


「わからんねん?、どうしょう?」


「別に、急がんでも、え~から、出るまで、待とな~」


「ふ~うん、しんどいねん!」とため息をつき、母が目を閉じた。


「どうしたん?今日は?」少し心配になって私が尋ねると。


「にいちゃん、イエかえらしてくれるぅ~?」(お袋ちゃん、寂しなったんやな~)。


「うん、おしっこ、したら、帰ろ~か~!」私は声に張りを持たせて、母に約束した。勿論、このマンションが我が家で、帰る家は他にはないのだが。(散歩でも行くかな~)。


「さぶいねん、」


「そうか~、ちょっと待っててや~」急いで居間に戻り、毛糸の厚手のカーデガンを取りにいった。トイレに戻り、着せようとすると。


「わて、きょう、し(死)ぬかもわからんねん~!」と、母がぽつりと。


「えっ!、、、う~ん!」(この言葉を聞く都度、私は何時も固まるのだ)。母のこの台詞は過去にも何度か聞かされてはいるのだが、未だに、こう言われると、私の心中は穏やかではない。

PS:何時もこのブログを見て頂いている方から、コメントを頂いた。その時の私の返事のコメント。


私も、この言葉だけは、胸に突き刺さりますねん。そやから最近はね「お袋ちゃん、死ぬんやったら、僕どうしたらえ~ん」て、聞きますねん。


 そしたらね「あんたは死なんでもえ~」言うてくれますから、私は「ほな、一緒に生きとこな~」て言いますねん。※2005/11/28(月) のコメントです。