免許返納しても乗れる車があるって本当⁉ | 介護マップ ブログ

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高齢者自動車事故が連日ニュースを賑わせていますが、免許返納には根強い反対意見もあります。

その理由の一つが、

「自動車を手放すと買い物難民になる」

というモノです。

スーパーやコンビニまで1km以上となると、高齢者でなくても歩くのはつらい。これからの季節、日射病の危険もあります。

病院までの通院がおっくうになれば、健康や命にも係わる問題です。

 

しかし、免許を返納しても運転できる車があります。それが通称シニアカー

見た目は原付のようですが、通常タイヤが3~4輪なので安定感抜群です。

法律上は電動車イスになるので、免許なしでも運転できます。

プロ野球の投手交代の時のカートや、ゴルフ場のカートと同じ分類ですが、もちろん公道を走れます。

(車道は走らないでください。歩道を走れます。)

バッテリーで動きます。充電は家庭でできます。

価格は20~50万円ぐらい。車イスなので、要介護者なら介護保険が使えます。

 

最高時速は6km/h。普通に歩くより速いです。1km先のスーパーまで信号なしなら10分です。

充電1回の走行距離は20~30km旅行には不向きです。20km先だと3時間でも着きません。

酒を飲んでの運転は、法律上は罰せられませんが、人にぶつけるとケガをさせる程度に大きくて重いのでやめましょう。

 

大抵は大きなカゴかラゲッジスペースがあります。食料品の買物ならまず問題はありません。大きな家電は厳しいです。

通常、屋根はありません。傘さし運転は危険です。雨の日の利用は控えましょう

狭い路地裏、人通りの多い商店街はちょっと苦手。大きな車体に、周囲の視線が冷たいかも。

 

シニアカーの大手、スズキの「セニアカー」を運転させてもらいましたが、坂道は電動機付き自転車より簡単に越せます。

坂の途中での停止や坂道発進もまず問題ありません。

 

駐車場も車検も自動車税も不要です。ランニングコストは電気代ぐらいでしょうか。

事故の確率は自転車以下だと思いますが、子どもをはねる可能性はあるので、歩行者か自転車用の任意保険がオススメ。

同居中の家族の誰かが車を運転しているなら、家族保険で十分です。

 

さて、シニアカーいかがでしょう。

通勤などで日常的に車を使ったり、共働きの両親に代わって幼い孫の世話をしょっちゅう見たりというのでなければ、

生活のかなりの部分はシニアカーでカバーできるのではないでしょうか。

ドライブや釣りやキャンプなど車必須のアウトドアが趣味でなければ、

車を手放して浮いたお金で、むしろ自動車旅行より豪華なツアーや電車旅が楽しめます。

 

「免許返納」に悩む高齢者がいたら、ぜひ検討をススメてみて下さい。

もちろん免許のある人、健康な若い人でも、購入や運転が可能です。