テレビのニュースで60代ぐらいの

ALSの男性が奥さんと

看護師さんやヘルパーさんと共にどこかへ外出しているのをやっていた。淡路島か、瀬戸大橋か、。

途中からでちゃんと見てなかったので

内容が殆どわかっていないが、

前にあった嘱託殺人がテーマになっていたような、、(間違えてたらごめんなさい)

看護師さんもいろいろなことを語っていた。

奥さんが、

病気になったことは不幸だけど、

楽しみを見つけて生きていくことはできる。

みたいなことを言っていた。


気管切開して人工呼吸器はつけているが

分離手術をしているのか何か食べていた。

むせているような感じもなかった。

口がよく動いていて奥さんは口を読んでいた。

うちもあんな時期があったなぁと懐かしく思い、

遠い昔のように思った。

とても楽しそうだった。

男性の顔も嬉しそうに見えた。


うちの夫は歩けなくなってから

外出をしたがらなくなった。

車椅子に座ってるのがとてもしんどいらしい。

家にいてたいという気持ちも強い。

車に乗り、揺れると吸引回数も増える。

通院さえ嫌がっている。


きっと大変だと思うが

一緒に出かけたかった。

今はもう難しいだろうが、

何年か前なら行けてたと思う。

今では夫を無理に連れ出しても喜ばないだろうし、しんどそうにして楽しむどころでは無いかもしれない。

でも出かけたかったなぁと思う。

私の自己満足かもしれないが。。


何が正解かわからない。

同じALSでも出かける人、出ない人、

出かけたくても出られない人、

いろんな人がいてるから、

夫が出たくないなら家で穏やかに過ごす、

それが一番なんだと思う。

それで良いと思う。。

夫にはそう言ったけど、

私は出かけたかった。

いつかまた、出かけられる日が来ると良いなぁ。

心でそう願った。